制作風景 3月11日

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ワークショップにあたって:講師 ロコサトシ

〜 マインドワープ 〜
「宇宙」が生まれたのは、いまから百数十億年前。「地球」が誕生したのは、46億年前。そして「人類」がこの地球上に姿を現わしたのは、およそ300万年前のことなんだそうです。以来たくさんの命がつながって(たくさんのご先祖をリレーションして)、僕たちは今、ここにこうして生きているんだね。命ってつながっている!

「人類=人間」は、長い歴史の中で、もっと楽しく豊かに暮らしたいと願って、みんなで知恵や力を出し合い、工夫を重ねてきました。家畜を育てたり、土地を耕し作物を栽培したり、またさまざまな発見や発明から、便利でたのしい道具をたくさん創り出しました。コンピュータも便利な道具のひとつと言えますね。早く計算することができたり、遠くにいる人とも、まるですぐ近くにいる同士のように会話をすることができたり。あらためて考えるとすごいことをいろいろやってきた。人間にはいろいろな知恵がいっぱい詰まってる!

でも一方で、争いや学校でのいじめといった悲しいニュースも止まらずに流れています…、知恵はみんなのハッピーのために使われたら良いのに…。人間ってなんでバカなことを繰り返してやらかしてしまうんだろう、僕はいつも考えます。そして僕自身についても、僕はじゃあどんなもんだろう?っということについても考えてみます。

今回のワークショップは、人間の身体がテーマです。僕は、人間の身体の内側には、長い長い歴史の記憶と、知恵、そうした人それぞれの宇宙が広がってるんじゃないかなと思ってます。さあ、瞳を閉じて意識を集中したら自分の身体のなかをぐるぐる、ぐるぐるっと探検してみましょう(もちろん想像!)。何か感じるものはあったかな?そうして見えたもの聞こえたものを、こんどは「等身大で描かれた人形(ひとがた)」の線画の内側に、立体あるいは平面作品で表現していきましょう。

僕たちは遠いむかし、みんな星のかけら。それからずっと今に至まで時はつながってきたんですね。今回のロコチームの参加者は25余人。出会いを大切に、みんなでおおいに色々な話をして、一緒に作品をつくっていきましょう!



制作風景 11日/ロコチーム
レポート:ロコチーム制作助手 コバヤシワカヤ

オリエンテーション初日の3月11日。まずはじめに糸電話を使って互いに自己紹介をしました。写真のとおりご参加者の年齢層が幅広く、さらに大人の参加者さんも皆さん様々なお仕事に携わっておられて、今後、おもしろい展開になっていくのでは??と、期待が高まります。さて自己紹介に続いては『マインド・ワープ』です。全員が床に横になり、瞳を閉じて、自分の身体の中に意識を集中させます。そして、見えてくるイメージを観察! そのときに見えたものや感じたものを画用紙に描き落とし、色鉛筆で着彩していくという作業をしてみました。自分の絵は、ちょいと描いたら次に左のひとへ、また次に左の人へと渡していって着彩をお手伝いしてもらいます。絵はどんどん、豊かな表情になっていきました。


3月11日(日曜日)オリエンテーション初日
みなとみらい21地区クイーンズスクエア内にて
写真は11日オリエンテーション風景

11日の様子・18日の様子24〜26日の様子27〜29日の様子展示完成




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