横浜市民ギャラリーは今年から「ニューアート展」を開催します。この展覧会では美術の「新しさ」を幅広く解釈し、今日の多様な表現をさまざまな視点で紹介します。第1回目のテーマは、糸と布の造形。古代から私たちの身のまわりに常に存在してきた、たいへん身近な素材が、青山悟、眞田岳彦、津田亜紀子、平野薫の4名の出品アーティストによって、個性豊かな作品へとかたちを変えます。ふだん無意識に身につけている糸と布の意外な、そして「新しい」可能性を知ることは、私たちがくらす世界に対する見方を少しだけ変えるきっかけをもたらすかもしれません。横浜市在住アーティストの平野薫によるZAIM(ザイム)での公開制作や、各アーティストによるアーティストトークなど、関連イベントもあわせて開催します。糸と布がおりなす思いがけないかたちをお楽しみください。
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