糸と布のかたち

展覧会概要 出品作家と作品紹介 イベント案内 横浜市民ギャラリー
青山悟 津田亜紀子 平野薫 眞田岳彦
青山悟青山悟

1973年東京都生まれ、在住。ロンドン・ゴールドスミス・カレッジ卒業、シカゴ美術館付属大学院修了。一度写真に収めた風景や人物を、オーガンジーなどの薄手の布に刺繍することで写しとる。微妙な陰影を出すため、工業用ミシンの糸を幾度も変え、画面がつくられていく。ロンドンを中心に個展・グループ展に参加。2004年「クリテリオム60」(水戸芸術館、茨城)に出品。

図版
Julian
2006年|糸(綿・ポリエステル)、刺繍|30.0×28.0cm|ミヅマアートギャラリー

Julian

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津田亜紀子津田亜紀子

1969年長崎県生まれ、千葉県在住。東京芸術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了。幾度も型どりを繰り返し、透過する樹脂で形作られたほぼ等身大の女性や子どもの人体の表面に、レースやゴブラン織りなどの布を貼りつけた彫刻を制作する。2003年公開制作「繰り返される模様」(府中市美術館、東京)、2005年「グローバル・プレイヤーズ」(BankART1929、横浜)などで発表。現在東京芸術大学非常勤講師。

図版
Chatter
2005年|ポリエステル樹脂、布、レース、椅子|46.0×55.0×103.0cm / 33.0×54.0×101.0cm

Chatter

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平野薫平野薫

1975年長崎県生まれ、神奈川県(横浜市)在住。広島市立大学大学院芸術学研究科博士後期過程総合造形芸術専攻修了。衣類やハンカチという自分が身につけた布製品を1本ずつ糸の状態にまでほどき、それを新たな形へと再構成し空間内に配するインスタレーションとして発表する。2001年「アート・クロッシング・ヒロシマ」(広島)、2006年「平野薫展−アレンジメント」(東京日仏学院ギャラリー、東京)などで発表。

図版
「Untitled―スニーカー―2006」のためのドローイング
2006年|鉛筆、紙、インクジェット・プリント|29.7×21.0cm

「Untitled―スニーカー―2006」のためのドローイング

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眞田岳彦眞田岳彦

1962年東京都生まれ、在住。桑沢デザイン研究所研究科修了。(株)イッセイ・ミヤケ勤務後、イギリスで美術・彫刻を学ぶ。古代から人間が身にまとってきた獣毛や植物繊維を扱った作品を制作。各地でフィールド・プロジェクトも手がける。2004年「六本木クロッシング」(森美術館、東京)など展覧会多数。現在女子美術大学、同大学院助教授。桑沢デザイン研究所非常勤講師。http://www.takehiko-sanada.com

図版
ココ / ロ〈境 / 環〉
2006年|苧麻(カラムシ)[手編み]|約180×160cm[各手編み部分]


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