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横浜市立伊勢山小学校


テーマ
「よみがえれ、偉大なる森よ!!」

(野焼き)
活動概要
横浜市立伊勢山小学校から参加するのは6年生47人と5年生55人。6年生たちは大きな円柱を形作り、野焼きで焼成し、それを組み合わせて森を作ります。5年生は森の木々を飾る木の実をつくります。

10 7月15日(火)  再生編
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焼け跡から森をよみがえらせる
野焼きでは、5年生がつくったどんぐりや木の葉は残ったけれど、森の大木を形つくるはずだった6年生のオブジェがほとんど砕けてしまいました。破損の少ないものは、はがれ落ちた大きなかけらを接着剤でつけて補修しましたが、多くは、こなごなの小さなかけらになってしまったため、復元は不可能です。思い描いていた森は、もう、つくることができなくなりました。5月からずっと、実行委員を中心として、全力でプロジェクトの活動に取り組んできた6年生のショックはそう簡単に消えそうにありません。学校の周りの何十件というお宅を訪ね、野焼きをするお知らせとお願いをしたときに、反対するどころか逆に「何かお手伝いできることはありますか?」と声をかけ、励ましてくれた町の方々に対して、申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。    
ところが・・・    
沈んだみんなの気持ちに元気の火をともす救世主が現れました。校長先生、副校長先生、技術員さん、学校の設備をなおしてくれる方、他の学年の先生方が協力して、大きなパネルを作ってくれたのです。畳1じょうの大きさの、分厚いベニヤ板に角材で枠をつけた額縁のようなのものを3枚。それも、たった半日の間に。急に活気づいた6年生たちは、夢中になって創作しました。    

かけらを丁寧にはめていきます。

プロジェクトのきっかけとなった鯨の写真を元に。

壊れた円柱や、どんぐりを使ってアレンジ。

   ちょうど咲いていたあじさいなどを使って。

現代風のいけばなに変身。

それぞれに個性的です。

壊れたかけらがよみがえりました。

かわいい小鳥の巣もできました。
そこには、思い描いていた森ではなく、思いもよらなかった森がよみがえっていました。
苦労を分かち合い、ともにピンチを乗り越えた友だちと一緒に記念撮影。もうすぐ完成する作品をバックに、うれしそうです。

「プロジェクトY」野焼きプロジェクト実行委員のこどもたち

伊勢山の町の方々、建築現場の方々、農家の方々、材木屋さん、横浜市歴史博物館・学芸員の方々、保護者のみなさん、1年生〜4年生のみなさん、技術員さん、先生方

たくさんの人に支えられ、励まされたから、くじけず最後まで活動することができました。ありがとうございました。

平成15年度 伊勢山小学校5・6年  野焼きプロジェクト


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制作  横浜市民ギャラリー 作成日  2004年4月30日
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