概要  日時など  刊行物

次の年のコレクションを中心とする企画展




概要

●セクション1
横浜市民ギャラリー収蔵の版画〜現代版画の多様な表現

●セクション2
テーマ展示「横浜の美術振興と洋画家たち(大正〜戦後復興期まで)−収蔵作品を中心に」

 横浜市民ギャラリーでは、企画個展「 赤堀郁彦展」の開催時期にあわせ、 収蔵作品を中心とする小企画展を開催します。当ギャラリーでは、横浜ゆかりの作家たちの作品や、 これまで「今日の作家展」に出品した現代美術家の作品を1000点以上収蔵していますが、 常設展示室を有していないため、市民への展観の機会が、巡回ギャラリー等に限られてきました。 そこで本展では、市民ギャラリー展示スペースの一部を使用し、 優れた収蔵品(一部借用作品)を楽しんでいただく機会を設けました。

 第1セクションでは、当ギャラリーが収蔵する版画の中から約40点を選び、 現代版画の多様な表現を紹介します。

 第2セクションでは、小テーマ展示として、 横浜美術館からの借用作品(予定)や横浜市からの寄託作品を合わせて会場を構成し、 大正期から戦後復興期にかけて横浜の美術振興に貢献・尽力した洋画家たちの作品約40点を展観します (川村信雄、志村計介、中村好宏、岩田栄之助など)。市民ギャラリーのコレクションの性格上、 展示される作品は必ずしもこの時期のものばかりではなく、 画家たちが後に円熟期を迎えた1960〜80年代のものが多くなりますが、 会場解説パネル等で画家たちの当時の活動を振り返り、また同時代の作品10数点を借用展示することで、 横浜の近代洋画壇の胎動期に青春を過ごし、 激動の時代の中で新しい技法や主題の探求に共に明け暮れた画家たちの、 その頃の画風を探り、当時の息吹を感じとることができれば幸いと考えます。




日時など

●会期
1999年10月23日(土)〜11月3日(日)  休館日:10月31日(日) 会期11日間

●開館時間
10:00〜18:00

●会場
横浜市民ギャラリー 3階展示室

●入場料
無料

●主催
横浜市民ギャラリー・横浜市



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更新日 2000年10月17日

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