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 >>シンポジウム・プログラム
横浜市では、クリエイティブシティ=創造都市の取り組みについて先進事例を持つEU等の海外諸都市と交流事業を平成17年度から実施しています。
今年度は、クリエイティブシティ推進に大きな役割を果す中間支援組織に焦点を当て、横浜市内で活動している中間支援団体の中から、公募で選ばれた4団体をオランダ及びドイツに派遣しました。
このシンポジウムでは、視察先のオランダから講師を招聘し、民間非営利団体等の多様な主体による活動が盛んなオランダ・モデルと呼ばれる事例を紹介するとともに、横浜における中間支援組織の活動のあり方について意見交換を行います。
また、視察参加団体による視察結果をふまえた今後の行動計画の発表を行います。

日時:2008年1月25日(金) 14:00−18:00 赤レンガ倉庫1号館 3Fホール

>>>>>>第1部>>>>>>
14:00-14:10
イントロダクション
「創造都市・横浜」について・シンポジウムについてのイントロダクション

進行:藁谷はるか [財団法人 横浜市芸術文化振興財団事業開発グループ長]
14:10-15:10
基調講演
クリエイティブシティの最新事情 --オランダの取組--
ロバート・マライニセン Robert Marijnissen
[Programme Manager, Creative Cities Amsterdam Areas ; CCAA]
 *講師略歴
1957年生まれ。首都アムステルダム市に勤務。アートマネージメント、レジャー、不動産、都市計画の分野でコンサルタントとして20年間勤めた後、2002年よりアムステルダム市で勤務を開始。「アムステルダムにおける文化行政の長期計画展望 2015」、文化行政プラン「クンステンプラン」2005−2008、2009-2012の策定に貢献した。「創造的産業育成プラン2005−2008」を立案・実施した。現在はクリエイティブ・シティズ・アムステルダム・エリア(CCAA)※で「創造的産業育成プラン2007−2010」の実施に携わっている。
※CCAA(オランダ政府経済産業省が助成を行う「創造的産業育成プラン2007−2010」の実施機関。アムステルダム広域の地域間の文化政策を調整し、より効果的になるよう創造的産業の支援を行っている。アムステルダムがヨーロッパにおける創造都市の窓口となるべく創造都市間のネットワーク構築も手がけている。
15:10-15:50
プレゼンテーション
オランダにおける芸術文化再生プログラムの実践
エヴァ・デ・クラーク Eva de Klerk
[Creative Project Developer, NDSMWarf]
 *講師略歴
1965年生まれ。心理学と情報伝達を学ぶ。最近15年間は先端アートの分野で芸術文化の発展に身を置いている。広大な造船所跡地であるNDSM Wharfを、不法占拠したアーティストたちのまとめ役となって行政と交渉し、アートとスポーツの施設として再生を果した。ヒップ・ポップにスケボーから、アートクラフト市場、住居とスタジオを兼ねたアーティストのためのスペース提供、といった分野の発展に寄与するなど、地域・国のレベルを問わず全てのレベルで再生プログラムを実施すべきである、と主張してきた。
現在はクリエイティブ・プロジェクト・ディベロッパーの肩書きで、政府と業界を債務から救い出す専門家として、活躍している。
>>>>>>第2部>>>>>>

16:00-17:30
パネルディスカッション

オランダ・モデルに学ぶ日本モデルの構築
<パネリスト>
・ ロバート・マライニセン
・ エヴァ・デ・クラーク
・ 後藤 和子 [埼玉大学教授]
・ 川口 良一 [横浜市開港150周年・創造都市事業本部長]
<モデレーター>
菅野 幸子 [国際交流基金]

*パネリスト・モデレーター略歴
○後藤 和子(ごとう かずこ): 京都大学理学部卒業、京都大学大学院経済学研究科博士課程修了、博士(経済学)。現在、埼玉大学経済学部・経済科学研究科教授。国際文化経済学会理事、『文化経済学』編集長、エラスムス大学(オランダ)客員教授(2004年〜2005年)。主な著書として、『文化と都市の公共政策―創造的産業と新しい都市政策の構想』(有斐閣/2005年)、『文化政策学』(編著)(有斐閣/2001年)、『芸術文化の公共政策』(勁草書房/1998年)、『創造都市への展望』(共著)(学芸出版/2007年)などあり。

○菅野 幸子(かんの さちこ): 国際交流基金情報センタープログラム・コーディネーター。ブリティッシュ・カウンシル東京勤務後、1990年〜1991年、グラスゴー大学美術史学部装飾芸術コースディプロマ課程に留学。翌年ディプロマ取得。1993年より国際交流基金(The Japan Foundation)に勤務。現在は、文化交流に関するさまざまな情報の提供、各種コンサルテーションを行っている。横浜市創造界隈形成推進委員会委員、東京都芸術文化評議会専門員、総務省地域づくり懇談会委員、(財)地域創造美術館活動の評価基準モデル策定に関する調査・研究委員会委員も務める。

○川口 良一(かわぐち りょういち): 横浜市開港150周年・創造都市事業本部長。1972年4月横浜市入庁。企画局プロジェクト推進室長、企画調整部長、道路局横浜環状道路担当理事を経て、2004年4月から文化芸術都市創造事業本部長。文化芸術創造都市(クリエイティブシティ)の実現に向け、歴史的建築物を活用した文化芸術活動の推進や横浜トリエンナーレ2005などの施策に取り組む。

17:30−18:00
プレゼンテーション2

視察参加団体によるプレゼンテーション
--オランダ・ドイツ視察を活かした今後の活動計画--

*視察参加者
大友恵理(Art Autonomy Network
細川浩伸(NPO法人アートプラットフォーム
細淵太麻紀(BankART 1929
福島慶介(Funnybee株式会社

18:00−19:00
レセプション・交流会

会場:横浜赤レンガ倉庫1号館 3Fホワイエ
交流会参加費:1,000円 *交流会参加費は当日会場にてお支払いください。
 
 >>申込方法
 
■入場料: 無料(交流会のみ会費1000円。当日会場にてお支払いください。)
下記申込用紙に必要事項を記入の上、メールまたはFAXにて、お申込み下さい。
コチラより申込用紙をダウンロードできます。
申込先: 創造都市交流係
  E-MAIL creativecity2007@yaf.or.jp
  FAX 045-221-0216
  URL http://www.yaf.or.jp/creativecity/
 
 >>お問い合わせ

財団法人横浜市芸術文化振興財団
事業開発グループ 創造都市交流担当
TEL: 045-221-0212

 
 >>会場MAP
 
● 横浜赤レンガ倉庫1号館
 
横浜赤レンガ倉庫1号館
横浜市中区新港1−1−1
TEL : 045-211-1515
JR・市営地下鉄「桜木町駅」より汽車道経由で徒歩約15分
JR・市営地下鉄「関内駅」より徒歩約15分
みなとみらい線「馬車道駅」または「日本大通り駅」より徒歩約6分、「みなとみらい駅」より徒歩約12分
 
主催: 横浜市開港150周年・創造都市事業本部
財団法人横浜市芸術文化振興財団
後援: オランダ王国大使館
国際交流基金
社団法人企業メセナ協議会
共催: 横浜赤レンガ倉庫1号館
日本オランダ年 2008-2009 国際交流基金 横浜市開港150周年・創造都市事業本部 YOKOHAMA ARTS FOUNDATION City of Yokohama
 
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