Contents:
1. 'It's not done to say oh yes!'16mm Film Colour,
Silent, 3' 50
タリスを着た玩具の銃を持つ11才のパレスチナの少年が、イマージネーションの自由の戦士のようにロンドン・ホワイトチャペルの市場を駆け抜ける。この映像はマーケットのトラッキングショットを映し出している。誰もあまり彼に関心を払いはしない。周囲の人々は少年が代表している 事柄に興味がないか、彼らがこの光景が単に(非現実的な)ものであり、‐彼らが買い物風景を納めている映像‐であることに気づいているかも しれない。
2. 'AZZKOLARI (Basque Woodcutter)' 16mm film, Colour,
Silent, 1'50
'AZZKOLAR'は、木を切ることを競い合うバスクの伝統的スポーツの参加者を指している。この映像は、バスク人木こりの参加者が、現在使用されなくなったロンドンのベスナル・グリーンのとある団地を舞台にしている。製作者は、映画を見ているイギリス人の観衆がこの作品をどのように受け取るかに関心がある。観衆はバスクへの特定な先入観を持っているのか、寂しいセッティングと斧をふるう人物を狂人と写り、ホラー
映画のような印象を与えるのであろうか。
3. 'Specters of Resistance' 16mm black & white film
silent 2003 2'20''
エリ・ホール(ロンドン)に対するオマージュ。これはエリ・ホールが警察に抵抗し破壊され火災にあった建物であることを主題に取り、レジスタンス行為であったパフォーマンスのドキュメンテーションとしての形を通してフィルムを用いることにより、"不可能"や"利点"というテーマを扱った 遂行的なフィルムとなっている。
Biography:
ベルリン在住のバスク人アーティスト。Mattinは、ソロでのパフォーマンスや他のアーティスト達とのコラボレーションを行い、インプロヴィゼーション(即興)・パフォーマンスのproceduralで即興性のある特徴を強調するため、 コンピュータ・フィードバックを用いている。インプロヴィゼーションの為に、フリーソフトの活用法に対する関心を持つ。フリーソフトの開発に対するコラボレーション活動は、即興の点において音楽制作のプロセスに似ている 非階層性でのコミュニティの傾向がある、と彼は考えている。ここ数年の間、彼はロンドンの数多くのアンダーグラウンド・イベントを企画し、非常に目覚しい活動を行ってきた。アメリカ合衆国、日本、オーストラリア、ニュージーランド、アジア、ヨーロッパ各国をパフォーマンスのツアーで訪れている。彼はロンドンのセント・マーティン・カレッジでファインアートの学士号取得後、ロンドン大学ゴールドスミスカレッジでHistory
of Artで修士課程修了。現在w.m.o/r と ウェブレーベル Desetxea (http://www.mattin.org/mp3.html
を手がけている。
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