« | メイン | 体験レポート「練香づくり」 »

2012年01月18日

活動報告「版画でつくる季節のカード」

昨年末11月から12月に「版画でつくる季節のカード」を行いました。
版画は同じ絵柄を複数枚つくることができるので、できあがった作品を交換できることも楽しみ方の一つです。今回は、版画制作に興味があってもなかなか体験するきっかけがない方にもご参加いただきたく、季節にあわせてクリスマスカードや年賀状など、葉書に入る小さなサイズの版画づくりに挑戦しました。
この講座では「銅版画」と「シルクスクリーン」の二つのコースに分かれて制作しました。
版画指導は当館アトリエスタッフが担当しました。
--

[銅版画コースの様子]

shiato_kisetsu1.JPGshiato_kisetsu2.JPG
▲銅の版にインクを詰めて、プレス機で刷ります。

shiato_kisetsu3.JPG
▲完成作品です。
今回は線を描く「エッチング」とトーンをつくる「アクアチント」技法でつくりました。
一版だけで表情豊かな作品に仕上がるのが銅版画の特徴。魅力的な作品が刷り上がりました。


[シルクスクリーンコースの様子]

shiato_kisetsu4.JPGshiato_kisetsu5.JPG
▲薄いフィルムで原稿をつくり、スクリーンに焼き付けて版をつくります。インクを準備して…

shiato_kisetsu6.JPGshiato_kisetsu7.JPG
▲スキージというゴムのヘラでインクを引くと…このように刷り上がります。
この後、さらに別の色の版を刷り重ねていくと、多色刷り作品かできあがります。

shiato_kisetsu8.JPG
▲完成作品です。シルクスクリーンの特徴である色彩の重なりやグラデーションを活かして、クリスマスのイメージや今年の干支の龍などが色鮮やかに仕上がりました!
--

shiato_kisetsu9.JPG   
▲作品は、このように台紙に付けたり、額に入れても素敵ですね。

今回の全4回講座は、版画制作をするには少し短い時間でしたが、皆さん限られた時間を真剣に制作に取り組み、手刷り版画の温かい作品を仕上げていらっしゃいました。


市民のアトリエには、本格的な版画制作ができるプレス機や製版機を備えた「版画室」があり、年間を通して銅版画、シルクスクリーン、リトグラフなど様々な版画講座を行っています。当館の豊かな版画コレクションの鑑賞とあわせて、アトリエでの版画制作も体験してみてはいかがでしょうか。

(講座実施 2011/11/27〜12/18 毎週日曜 全4回)