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2011年12月27日

活動報告:横浜みどりアップ・ワークショップ「色の散歩 11月コース」

染織家・清水繭子さんによる五感で横浜の森を感じる二日間のみどりアップ・ワークショップ「色の散歩〜森の恵みの標本箱づくり」を行いました。この11月コースは5月に続き、2回目の開催となります。
(5月コースの様子はこちら

前回と同じく保土ヶ谷区にある環境活動支援センター・横浜市児童遊園地の散策からスタートです。今回も横浜市環境創造局の職員の方に、ガイドをしていただきながら園内を巡りました。植物の種類をはじめ、樹形の特徴や名前の由来など、いろいろ教えていただくと何気なく見ている風景にも新しい発見があります。

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森の様子はすっかり秋色。道には落ち葉やドングリなどの実が落ちていて、標本箱づくりの素材がたくさん集まりました。また、散策の途中には、翌日の草木染めに使う染料を拾いました。

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▲ 準備した染料
手前左がクリの毬(いが)、右がマキ、奥左がスダジイの幹、右がユーカリの樹皮です。煮出しやすいように細かくして準備完了。この後、スタッフが美術館に染料を持ち帰り一時間ほど煮出しました。

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二日目は、まず清水先生の「染色のはじまり」についてのお話から。
私たちは日頃、自分の衣服がどのように色づけられているかということをあまり意識することはありませんが、その歴史は古く、長い年月をかけて様々な方法や染料が考えられてきました。原料から色を抽出し、染め、定着させることは、昔の人々が身の回りの草花や実など自然の美しい色を、どうにかして残したい、身に付けたいという思いが始まりとも言われるそうです。先生のお話から、自然の色との向き合い方、楽しむポイントを知ることができました。

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染色について学んだ後は、いよいよ作業開始。

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▲まずは煮出した染液を漉す作業から。
植物によって独特の色や匂いがあり、視覚にも嗅覚にも新鮮な体験です。クリとスダジイはコーヒーのように黒く、ユーカリとマキは紅茶色の染液で、漢方薬のような…お茶のような…匂いです。

準備ができたら、先生の声がけのもと染色スタートです。
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真っ白な絹が少しずつ染まっていく様子にワクワク…
そして、染めあがりました!
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左からクリ、スダジイ、ユーカリ、マキです。
クリの毬は、まさに栗らしい渋皮色に、一方でマキの緑の葉は、ほんのりピンク色に染まりました。草木が内側にさまざまな色を蓄えていることに驚きます。

お昼休憩の後は、標本箱づくり。
午前中は共同作業で布を染めましたが、午後は一人一人が自分と向き合い、森の中を歩いて感じたことを箱の中に表していく時間です。

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森の恵みの標本箱が完成です!赤や黄色に色付いた葉や木の実が秋らしいですね。
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この「色の散歩」は、散策からはじまり、染料となる植物の採取、染色、標本箱づくりまでを二日間で行いました。森の空気や音を感じ、草木に触れ、染色を通して色を楽しむ体験には多くの驚きと発見があり、そしてまた豊かな恵みをもたらす緑のあり方について考えるきっかけとなりました。

(ワークショップ実施 2011.11/12,13 全2回)
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◆◆ お知らせ ◆◆
横浜市の推進する「みどりアップ計画」に連動して企画した横浜みどりアップ・ワークショップは、この「色の散歩11月コース」をもって全プログラムを終了しました。
 市民のアトリエでは、これまで開催してきた「やさしい積み木づくり」「色の散歩」「光れ!ハマの泥だんご」の参考作品やワークショップの様子を紹介する資料や映像等の展示を行います。今回、ご参加になれなかった方や、横浜のみどりに関心のある方はもちろん、多くのご来場をお待ちしております。

「横浜みどりアップ・ワークショップ展」
【会期】2012年 2月10日(金)〜2月19日(日) 11:00〜18:00 木曜休館
【会場】カフェ小倉山(横浜美術館内) ※入場無料

2011年12月14日

活動報告:横浜みどりアップ・ワークショップ「光れ!ハマの泥だんご」

土の美術家・岩月真由子さんによる横浜みどりアップ・ワークショップ「光れ!ハマの泥だんご」を開催しました。
ワークショップ1日目(10/2)は、保土ヶ谷区にある環境活動支援センター・横浜市児童遊園地を散策し、泥だんごの材料となる土の採取と精製、団子の芯作りをしました。
園内の散策では、横浜市環境創造局のスタッフの方から横浜市が推進している“横浜みどりアップ計画”や園内の植物の種類や特徴、森を育むための日々の活動についてガイドしていただきました。

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散策後は、いよいよ土の採取です。今回は、事前に岩月さんが園内を回り泥だんごに適した2種類の土(赤褐色と黒色の土)を選び、その内の1種類(赤褐色の土)を採取しました。
※特別に許可をいただき採取しています。

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▲先生がお手本を見せます。子どもたちもお手伝い?

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▲あまり大きな穴など空けないように注意深く土を採取していきます。

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▲採取完了!

採取した土は、不純物を取り除いて仕上げに使います。
そして、だんごの芯づくり。

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▲事前に採取しておいた園内の土を秘伝のレシピで泥だんご用の土に! コネコネ・・・。

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▲土が出来たらおだんごに! 楽しぃ〜!

出来た泥だんごは、2週間後のワークショップ2日目まで、皆さんのご自宅にお持ち帰りいただきじっくり乾燥させました。
泥だんごのために一部屋空けて、2週間ずっと見守っていた方もいらっしゃったとか・・・。
スゴイ意気込みです。


そしてワークショップ2日目(10/16)。
この日は、採取して精製した土を使って泥だんごを仕上げました。
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▲ぺたぺた・・・仕上げ用の土を泥だんごの芯に塗ります。結構難しい・・・・。

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▲そして磨きます。磨きます。とにかく磨きます!

すると・・・キラーン! オォ〜!
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もひとつキラーン! オォ〜!
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どうですか、この渋カッコイイ泥だんご。
これぞ“光るハマの泥だんご”です!
参加者の皆さんの色々な思いがギッシリ詰まったキラキラ輝くハマの泥だんごです。

2日間に渡って自ら土を採取し磨き上げた泥だんごは、参加者の方たちに想像以上の感動を与えてくれたようです。きっと、この泥だんごを見るたびに横浜の緑や環境について思い起こしていただけることと思います。

(ワークショップ実施 2011.10/2,16)

2011年12月03日

活動報告:ヨコハマトリエンナーレ関連企画「ベジタブル カービング」

ワークショップの最初にヨコハマトリエンナーレ2011について、そしてベジタブルカービングの技法を用いた制作を行ったタイのアーティスト、スッシリー・プイオックさんの作品に含まれた輪廻転生ということについてヨコハマトリエンナーレ2011の庄司コーディネーターによるレクチャーを行いました。

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▲ レクチャーの様子

平成23年11月6日まで開催していたヨコハマトリエンナーレ2011の出品アーティストであるタイのスッシリー・プイオックさんは、横浜市環境活動支援センター(保土ヶ谷区)で、タイ式ベジタブルカービングの手法を用いて、まだツルに着いている状態のかぼちゃを彫刻するという制作を行いました。
(制作の様子はこちら


次に、タイ式ベジタブルカービングを習得した村上惠子さん(Carving Bee主宰)にご指導いただきながら、ハロウィンパンプキンでキャンドルホルダー(ジャックオーランタン)、ハロウィンモチーフや初心者向けの花や葉っぱをつくりました。
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▲ 講師参考作品

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▲ まず、中をくり抜きます。

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▲ デザインが決まったら、カットします。
夜、ロウソクを入れると目や鼻や口から明かりが灯ります!

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▲ キュウリやニンジンで葉っぱや花をつくる事もできます。

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▲ どんどん楽しくなっていきました。

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▲ 完成です!

ヨコハマトリエンナーレ2011でのスッシリー・プイオックさんの生死に関する深い表現にも触れながら参加した皆さんは、村上講師の指導のもとベジタブルカービングの難しさと楽しさに触れ、野菜を別の角度から見る事ができ、とても良い体験をしました。
皆さん、ご自宅ではどのように飾られたのでしょうか、楽しみですね。

(ワークショップ実施:2011.10/9 日曜 全1回)