2012年02月10日
「横浜みどりアップワークショップ展」がはじまりました。【終了しました】
本日2月10日より、「横浜みどりアップワークショップ展」が横浜美術館内のカフェ小倉山でスタートしました。
現在、横浜市では、市内の緑を保全し創造するため「横浜みどりアップ計画」を推進しています。今年度、横浜美術館市民のアトリエでは、横浜の緑について考える機会となるようワークショップを行いました。
市民のアトリエや横浜市環境活動支援センター・横浜市児童遊園地(保土ヶ谷区狩場町)を会場に開催した「やさしい積み木づくり」、「色の散歩」、「光れ!ハマの泥だんご」の参考作品や、ワークショップの様子を紹介する資料や映像等を展示しています。
積み木や光る泥だんごかできるまでの工程、さまざまな植物で染めた布をご紹介。
基本素材には横浜の森の恵みを使用しています。カフェ奥には展示のためにつくった大きな泥だんごもありますので、お見逃しなく!
会場へは、ミュージアムショップ・カフェ入口からどうぞ。
ワークショップに参加できなかった方や、横浜のみどりに関心のある方はもちろん、多くの方のご来場をお待ちしております。
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横浜みどりアップワークショップ展
会期:2012年2月10日(金)〜2月19日(日)※木曜休館
時間:10:45〜18:00
会場:カフェ小倉山(横浜美術館内)
入場無料
主催:横浜市環境活動支援センター/横浜美術館市民のアトリエ
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市アト通信 横浜みどりアップワークショップ活動報告
・ やさしい積み木づくり >> こちら
・ 光れ!ハマの泥だんご >> こちら
・ 色の散歩 5月コース >> こちら
・ 色の散歩 11月コース >> こちら
2012年02月01日
体験レポート「練香づくり」
3月に開催するワークショップ「香りをつくる〜天然香料をブレンドする練香」を前に、練香(ねりこう)づくりを体験してきました。
「練香」は、さまざまな天然香原料を練りあげ、それを直径1センチ程に丸めて熟成させたお香です。香料には、白檀(びゃくだん)や沈香(じんこう)をはじめたくさんの種類があります。その中には、桂皮(けいひ)という「ニッキ」「シナモン」として、料理やお菓子の香り付けに利用している身近な香料も含まれます。
つくり方は、まず十数種類の粉末香料を計量スプーンで乳鉢に入れて混ぜ合わせ…
蜂蜜などを加えて、耳たぶくらいの柔らかさに練り上がったら、手のひらでコロコロと丸めていきます。
できあがったら、陶器の密閉容器に入れて熟成させます。
つくり方はとても簡単。でも香料の配合や、つくる人の体温、においで少しずつ違った香りに仕上がるそうです。リラックス効果のある香料に触れ、集中して形づくる作業は、とても気持ちの落ち着く時間でした。
今回のワークショップでは、ご用意する二つのレシピから、お好みの香りを選択して練香づくりを体験していただきます。また、香りの世界についてのお話や、できあがった練香をご家庭で楽しむための焚き方をご紹介します。
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「香りをつくる〜天然の香原料をブレンドする練香」
渡辺 えり代(香研究会IRI代表)
[57] Aコース 日程:3/2〔金曜〕 【1回】
[58] Bコース 日程:3/4〔日曜〕 【1回】
各コースとも
時 間:13:30-16:00
定 員:12名
参加費:5,000円(材料費含む)
受付は終了しました。
2012年01月18日
活動報告「版画でつくる季節のカード」
昨年末11月から12月に「版画でつくる季節のカード」を行いました。
版画は同じ絵柄を複数枚つくることができるので、できあがった作品を交換できることも楽しみ方の一つです。今回は、版画制作に興味があってもなかなか体験するきっかけがない方にもご参加いただきたく、季節にあわせてクリスマスカードや年賀状など、葉書に入る小さなサイズの版画づくりに挑戦しました。
この講座では「銅版画」と「シルクスクリーン」の二つのコースに分かれて制作しました。
版画指導は当館アトリエスタッフが担当しました。
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[銅版画コースの様子]
▲銅の版にインクを詰めて、プレス機で刷ります。
▲完成作品です。
今回は線を描く「エッチング」とトーンをつくる「アクアチント」技法でつくりました。
一版だけで表情豊かな作品に仕上がるのが銅版画の特徴。魅力的な作品が刷り上がりました。
[シルクスクリーンコースの様子]
▲薄いフィルムで原稿をつくり、スクリーンに焼き付けて版をつくります。インクを準備して…
▲スキージというゴムのヘラでインクを引くと…このように刷り上がります。
この後、さらに別の色の版を刷り重ねていくと、多色刷り作品かできあがります。
▲完成作品です。シルクスクリーンの特徴である色彩の重なりやグラデーションを活かして、クリスマスのイメージや今年の干支の龍などが色鮮やかに仕上がりました!
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▲作品は、このように台紙に付けたり、額に入れても素敵ですね。
今回の全4回講座は、版画制作をするには少し短い時間でしたが、皆さん限られた時間を真剣に制作に取り組み、手刷り版画の温かい作品を仕上げていらっしゃいました。
市民のアトリエには、本格的な版画制作ができるプレス機や製版機を備えた「版画室」があり、年間を通して銅版画、シルクスクリーン、リトグラフなど様々な版画講座を行っています。当館の豊かな版画コレクションの鑑賞とあわせて、アトリエでの版画制作も体験してみてはいかがでしょうか。
(講座実施 2011/11/27〜12/18 毎週日曜 全4回)
2012年01月06日
謹んで新年のご挨拶を申しあげます
昨年は、東日本大震災の未曾有の被害により日本中に悲しみと不安が広がりました。今年がひとり一人の心に温かな希望の灯りがともる良い年となりますよう祈念いたします。
横浜美術館市民のアトリエでは、「市アト通信」を通して様々な活動の様子をお伝えしていきます。今年も多くの皆さまのご参加、ご来館をお待ちいたしております。
横浜美術館 市民のアトリエ
2011年12月27日
活動報告:横浜みどりアップ・ワークショップ「色の散歩 11月コース」
染織家・清水繭子さんによる五感で横浜の森を感じる二日間のみどりアップ・ワークショップ「色の散歩〜森の恵みの標本箱づくり」を行いました。この11月コースは5月に続き、2回目の開催となります。
(5月コースの様子はこちら)
前回と同じく保土ヶ谷区にある環境活動支援センター・横浜市児童遊園地の散策からスタートです。今回も横浜市環境創造局の職員の方に、ガイドをしていただきながら園内を巡りました。植物の種類をはじめ、樹形の特徴や名前の由来など、いろいろ教えていただくと何気なく見ている風景にも新しい発見があります。
森の様子はすっかり秋色。道には落ち葉やドングリなどの実が落ちていて、標本箱づくりの素材がたくさん集まりました。また、散策の途中には、翌日の草木染めに使う染料を拾いました。
▲ 準備した染料
手前左がクリの毬(いが)、右がマキ、奥左がスダジイの幹、右がユーカリの樹皮です。煮出しやすいように細かくして準備完了。この後、スタッフが美術館に染料を持ち帰り一時間ほど煮出しました。
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二日目は、まず清水先生の「染色のはじまり」についてのお話から。
私たちは日頃、自分の衣服がどのように色づけられているかということをあまり意識することはありませんが、その歴史は古く、長い年月をかけて様々な方法や染料が考えられてきました。原料から色を抽出し、染め、定着させることは、昔の人々が身の回りの草花や実など自然の美しい色を、どうにかして残したい、身に付けたいという思いが始まりとも言われるそうです。先生のお話から、自然の色との向き合い方、楽しむポイントを知ることができました。
染色について学んだ後は、いよいよ作業開始。
▲まずは煮出した染液を漉す作業から。
植物によって独特の色や匂いがあり、視覚にも嗅覚にも新鮮な体験です。クリとスダジイはコーヒーのように黒く、ユーカリとマキは紅茶色の染液で、漢方薬のような…お茶のような…匂いです。
準備ができたら、先生の声がけのもと染色スタートです。
真っ白な絹が少しずつ染まっていく様子にワクワク…
そして、染めあがりました!
左からクリ、スダジイ、ユーカリ、マキです。
クリの毬は、まさに栗らしい渋皮色に、一方でマキの緑の葉は、ほんのりピンク色に染まりました。草木が内側にさまざまな色を蓄えていることに驚きます。
お昼休憩の後は、標本箱づくり。
午前中は共同作業で布を染めましたが、午後は一人一人が自分と向き合い、森の中を歩いて感じたことを箱の中に表していく時間です。
森の恵みの標本箱が完成です!赤や黄色に色付いた葉や木の実が秋らしいですね。
この「色の散歩」は、散策からはじまり、染料となる植物の採取、染色、標本箱づくりまでを二日間で行いました。森の空気や音を感じ、草木に触れ、染色を通して色を楽しむ体験には多くの驚きと発見があり、そしてまた豊かな恵みをもたらす緑のあり方について考えるきっかけとなりました。
(ワークショップ実施 2011.11/12,13 全2回)
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◆◆ お知らせ ◆◆
横浜市の推進する「みどりアップ計画」に連動して企画した横浜みどりアップ・ワークショップは、この「色の散歩11月コース」をもって全プログラムを終了しました。
市民のアトリエでは、これまで開催してきた「やさしい積み木づくり」「色の散歩」「光れ!ハマの泥だんご」の参考作品やワークショップの様子を紹介する資料や映像等の展示を行います。今回、ご参加になれなかった方や、横浜のみどりに関心のある方はもちろん、多くのご来場をお待ちしております。
「横浜みどりアップ・ワークショップ展」
【会期】2012年 2月10日(金)〜2月19日(日) 11:00〜18:00 木曜休館
【会場】カフェ小倉山(横浜美術館内) ※入場無料