1章 徳川時代

2章 開港の時代

3章 明治時代

出品作品見所

1.明治政府と美術

2.明治の徳川家と美術

3.新たな美術の庇護者、横浜の原三溪

第3章 明治時代

*会期中、展示替えがあります。
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1.明治政府と美術

(1)輸出用の工芸品

真葛焼、横浜焼、オールドノリタケ、芝山漆器、箱根の寄木細工など、欧米に輸出され高い人気を得てジャポニスム(日本趣味)を巻き起こした工芸品や、絵画、写真帳を展示します。

《芝山蒔絵七福神龍巻花生》

《芝山蒔絵七福神龍巻花生》
明治時代(19世紀後半〜20世紀初頭)
銀、金蒔絵、芝山細工、七宝
ドクターデヴィアス化粧品株式会社蔵

※ 会期中、通期で展示

(2)西洋画の受容

ヨーロッパに留学して、いち早く実地に油彩画を学んだ山本芳翠や五姓田義松、わが国最初の官立美術学校である工部美術学校に入学し油彩画技法を習得した小山正太郎や浅井忠、東京美術学校で教授として本格的な西洋画移植に取り組んだ黒田清輝など、明治政府と関わりの深い洋画家たちを紹介します。

高橋由一《美人(花魁)》

高橋由一
《美人(花魁)》
明治5年(1872)
油彩、カンヴァス
東京藝術大学蔵
重要文化財

※ 会期中、通期で展示

(3)帝室技芸員と博覧会

宮内省から優れた美術家として帝室技芸員に任命され、皇室のご下命品などを制作した作家を中心に、内国勧業博覧会、万国博覧会に出品した作家を紹介します。狩野芳崖、橋本雅邦、高村光雲、石川光明、二代川島甚兵衞、初代宮川香山、並河靖之、香川勝廣などによる、明治の日本画、工芸の技術の高さが見所です。

杉谷雪樵《花鳥之図》

杉谷雪樵
《花鳥之図》
明治20年代(19世紀末)
絹本着色、軸
宮内庁三の丸尚蔵館蔵

※ 展示期間:9月19日(土)~10月21日(水)

並河靖之 《桜蝶図平皿》

並河靖之
《桜蝶図平皿》
明治時代(19世紀後半~20世紀初頭)
有線七宝
清水三年坂美術館蔵

※ 会期中、通期で展示

2.明治の徳川家と美術

明治期の徳川家と美術とのかかわりを、徳川家が庇護した画家、川村清雄の作品を中心に紹介します。あわせて、将軍を退いた後、趣味の世界に没頭したといわれる徳川慶喜の油彩画、写真作品を紹介します。

川村清雄《徳川慶喜像》

川村清雄
《徳川慶喜像》
明治時代(19世紀後半)
油彩、板
徳川記念財団蔵

※ 展示期間:10月23日(金)~11月23日(月・祝)

3.新たな美術の庇護者、横浜の原三溪

生糸貿易を中心とする実業で卓抜した手腕を発揮した近代横浜の経済人、原三溪が庇護した下村観山、今村紫紅、小林古径ら近代日本画家たちの作品を紹介します。

小林古径《極楽井》

小林古径
《極楽井》
1912年(大正元)
絹本着色、軸
東京国立近代美術館蔵

※ 展示期間:10月23日(金)~11月23日(月・祝)

下村観山 《小倉山》下村観山 《小倉山》

下村観山
《小倉山》
1909年(明治42)
絹本着色、六曲一双
横浜美術館蔵

※ 会期中、通期で展示