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1月27日(土)山梨県立文学館館長の近藤信行先生を講師とするギャラリー・トークが開催されました。
近藤信行先生は、小島烏水研究の第一人者。1978年に『小島烏水 山の風流使者伝』(創文社)で
大佛次郎賞を受賞。その後、『小島烏水全集』(大修館書店)の編集委員の一人として、烏水の膨大な
著作を14巻にまとめられました。全集各巻の巻末には、詳細な解題がつけられていて、先生の烏水研究
の奥の深さに驚かされます。
さて、当日は、来場者も気軽にトークを聞くことができ、また、展示作品についてもその場でお話いただけ
るように企画展示室のホワイエに先生を囲むように椅子を並べ、会場を作りました。開港地横浜の特殊な
環境が烏水の人生に及ぼした影響や、烏水が登山を始めた経緯、そして、烏水文学の特徴についてなど、
専門的な内容を、とてもわかりやすくお話しいただきました。烏水の著作の抜粋の朗読などもあり、80席
ほどの座席はほぼ満席となり、皆さん熱心に近藤先生のお話しに耳を傾けていました。
最後には、展示室内で、烏水の著作や西洋版画コレクションにまつわる資料のコーナーで、展示品について
お話いただきました。