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活動日:5月13日
活動場所:こどもの国
「もったいない!」これが実地調査のいちばんの感想です。
こどもの国は本当に子どもの頃から訪れた場所でした。小学校の遠足は、春・秋どちらかは必ずこどもの国でした。その後しばらく遠ざかりましたが、数十年後に子どもを遊ばせに、また度々訪れるようになりました。がしかし、イサム・ノグチのプレイグラウンドのことを知ったのは、今回初めてです。こんなものがあったとは!
地形をいかしたプレイグラウンドの実地調査は、歩き甲斐がありました。大人は疲れてしまいましたが、子どもにすれば、ひたすら動きまわれて楽しい場所だと想像できます。土地の高低、スロープ、ぐるりとまわったり、身体を隠せる遊具や壁、走り回れる空地と、子どもの好きそうなものばかりでした。今も残っている「児童館の門」、すべり台の「マンジュウ山」、倉庫になってしまったトイレの建物など、それらが優しい曲線と考えられたアシンメトリー(非対称形)で地形をいかして配置されていた様子は、別世界のような所だったことでしょう。
でも、イサム・ノグチはそのプレイグラウンドが有名なアーティストの設計であると知ってもらいたいと思っていたのではなく、ただただ無心に楽しく遊んだという経験と記憶を子どもたちに与えたかったのではないでしょうか。わたしが小学校の遠足で訪れたのは1970年代。イサム・ノグチのプレイグラウンドはちょうど土地に馴染んで遊び頃だったことでしょう。その頃出会えなかったのは残念です。まったくもったいなかった!
今からでも、たくさんの人にこのプレイグラウンドのことを知ってもらいたい。そして、何よりもたくさんの子どもたちに遊んでもらいたい!と思いました。
(横浜美術館市民ボランティア 片平明子)
投稿者 noguchi : 2006年05月18日 10:33