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2006年05月23日

イサム・ノグチ探険記5月20日no.1

【調査地:藤沢・常光寺、茅ヶ崎・ノグチ旧居跡、菱沼海岸】

 イサム・ノグチが過ごした当時の茅ヶ崎は海と松林しかない静かな土地だったと思われます。それだけに米国人の母を持つイサム・ノグチに対する風当たりは強かったことでしょう。
 7歳から13歳までの小学生に当たる時期、自分の内面を形成したり、他者との関係を思い悩む時期ですから、疎外された記憶は一生心に残ります。
 そんな時期に見て遊んだ海や砂浜・松林は記憶の中に大きく刻み込まれたことでしょう。
 ただ、イサム・ノグチが住んだ「三角形の家」の跡地から菱沼海岸への道を歩くと、サーフボードを抱えたサーファーが行き交い、リゾートマンションが目につきます。茅ヶ崎はまた、他者に対して鷹揚な面も持つ土地柄なのかもしれません。
 「三角形の家」があったと思われる場所は現在全く普通の住宅が建っていました。意識して守らないとなくなってしまうものはあまりに多く、それらを残していくことが文化なのだなァというのが今回の探険隊の感想です。
                          (横浜美術館市民ボランティア 片平明子)

投稿者 noguchi : 2006年05月23日 20:52

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