2008年04月14日
OFF SITE 2007 平野薫さん、sullen の展示風景をご紹介します。
アーティスト・イン・ミュージアム横浜「OFF SITE 2007 平野薫/sullen」展は3月26日に無事終了いたしました。
11日間という短い会期でしたが、2,547人ものみなさまにご来場いただきました。
遅ればせながら、展示風景をご紹介します。
(写真撮影:加藤健)
まず、アートギャラリー1のsullenのお部屋から。

入ってすぐの風景です。手前は帽子の木。

脇にはカフェコーナー。入場券とひきかえで暖かいコーヒーか紅茶、つめたい麦茶がサービスされました。会期中はたいていsullenの誰かが机の一角で作業をしていました。

むかって左は「丘」奥には「煉瓦マント」、そして「びらびら」などがみえます。

「びらびら」と「横浜水」。

奥から入口にむかってふりかえったところ。「Shadow of wheel」がみえます。

「minatomiraijin 」の群れ。むかって右のスクリーンでは、sullenが毎日行っていたイベントの記録映像を上映していました。

「SKETCH BALLOON」には大勢の方がメッセージを残していかれました。
続いてアートギャラリー2とグランドギャラリーで展示を行った平野薫さん。

手前に「untitled -slip-」が、奥に「夢の花」などがみえます。

グランドギャラリーに近いところからみた風景。
手前に「untitled -lingerie-」が、左に「untitled -ring-」がみえます。

グランドギャラリーには、滞在期間中に制作した大作「untitled -mother and baby-」が展示されました。

三階の写真展示室外の回廊から作品をみたところ。こちらは裏側にあたります。
高さ4メートルにもなるこの大作。展示期間中大勢のお客様にご覧いただきました。
そして、まもなくアーティスト・イン・ミュージアム横浜の公募プログラム「OFF SITE 2008」の募集がはじまります。詳細は近日中にこのブログでおしらせします。
たくさんの意欲ある元気なアーティストとの出会いを横浜美術館は待っています!
2008年03月23日
平野薫/sullen展レポート「shadow of the wheel」(3/22)
3月22日は、sullenイベント「shadow of the wheel」を開催しました。
みなとみらい地区のシンボルの1つである「観覧車」。私たちは観覧車そのものの形は目にしています。でも、もう1つ、陽に照らされて生まれる観覧車の「影」が存在します。影があまりに大きすぎるため、この横浜美術館を含むみなとみらい地区にそのシルエットを映していることには、ふだん過ごしている中では気付くことがほとんどありません。sullenさんは、はるか上空から撮影されたこの地区の写真に観覧車の影を発見し、それを再確認しようということでこのイベントを思いついたそうです。
美術館の外壁に観覧車の影が映ります。
建築学科卒業のsullen制作による観覧車模型の後ろからライトをあてて影をつくるというしくみです。少しぎこちないのですが本物の観覧車のように回ります。sullenさんのつくりだした観覧車の影は、道行く人々の注目を浴びていました。
このイベント「shadow of the wheel」は、展覧会の最終日となる26日(水曜)にも18時から約30分間行います。どうぞお楽しみに。
2008年03月22日
平野薫/sullen展レポート「風はイタズラ KAZEHA ITAZURA」
sullenさんは美術館アートギャラリー1にオブジェや映像を展示するほか、会期中にさまざまなイベントを開催しています。
その中でも「風はイタズラ KAZEHA ITAZURA」は毎日行うイベント。美術館前広場でsullenさんが設定した不思議なぞろ目時間10:10、12:12、14:14、16:16に霧笛を3回ずつ鳴らすというイベントです。1日4回行うこのイベントはsullenメンバーの3人はもちろん、ご来場のお客様、美術館スタッフが交代で霧笛を鳴らしています。
↓sullen(上から孫田さん、中井川さん、黄川田さん)
↓平野薫さんも挑戦しました。
↓お客様

↓美術館スタッフ
- -
sullenさんは、滞在期間中に横浜を散歩している途中に港から聞こえてくる船の汽笛に横浜らしさを感じて「自分たちも鳴らしてみたい!」ということで霧笛を入手してこのイベントに備えました。
風はイタズラ。みなとみらいにお出かけの時は耳を澄ませてみてください。sullenの霧笛が風にのってみなさんに届くことがあるかもしれません。
2008年03月19日
明日3月20日2時より、クロストーク開催!
明日、3月20日午後2時より、横浜美術館グランドギャラリーにて、
OFF SITE 2007 平野薫/sullen展の記念イベントとして、
今回の公募審査員のお一人である、建築家の曽我部昌史さんをお招きして、
平野薫さんとsullenの3人とによるクロストークを開催いたします。
白熱した審査会の様子や数有るプレゼン資料の中で二組そ選出したポイントなど、
審査員としての視点からみた今回の公募プロジェクトについてお話をうかがうほか、
平野さんやsullenの新作を一緒にみてまわるギャラリーツアーを行います。
聴講無料。みなさまのお越しをお待ちしております!
OFF SITE 2007 平野薫/sullen
クロストーク 曽我部昌史x平野薫xsullen
日時:2008年3月20日 午後2時から4時まで(少し早めに終了する予定です)
会場:横浜美術館グランドギャラリー、アートギャラリー1、2
聴講無料
2008年03月18日
本日のsullenのお部屋(3/18)
ちいさいおともだちがたくさんあそびにきてくれました。
時間になったのでみんなで霧笛を鳴らしました!
いつもより多めに鳴ったかもしれません、、、。
2008年03月15日
OFF SITE 2007展はじまりました!
アーティスト・イン・ミュージアム横浜 OFF SITE 2007滞在制作の成果を発表する展覧会が本日15日からはじまりました。
展覧会はsullenのイベント「風はイタズラ」で幕をあけました。

↑写真は16時16分の回のものです。sullenの一人、孫田瑠央さんが霧笛を鳴らしています。
アートギャラリー1はこんなかんじ。

サレンの作品でうめつくされています。
アートギャラリー2では平野薫さんの近作6点を展示。

写真ではなかなか伝わりにくいのですが、窓から入る外光により見え方が変化する繊細で
美しいインスタレーションです。
グランドギャラリーには、滞在中に制作した新作"untitled -mother and child-"を展示しています。
展示は3月26日までです。
2008年03月08日
OFF SITE2007 平野薫/sullen展開催のお知らせ
OFF SITE2007プログラムの成果発表展が横浜美術館のアートギャラリー1、2、およびグランドギャラリーにて開催されます。
【展覧会概要】
「アーティスト・イン・ミュージアム横浜 OFF SITE2007 平野薫/sullen展」
会場:横浜美術館アートギャラリー1、2、グランドギャラリー
会期:2008年3月15日(土)〜26日(水)
時間:10:00〜18:00(入場は17:30まで)
料金:100円(ワンドリンクつき)
休館日:3月21日(金)
主催:横浜美術館(横浜市芸術文化振興財団)
助成:財団法人地域創造
平野薫さんは滞在中に制作した新作をグランドギャラリーに展示するほか、
近作をアートギャラリー2に展示します。
sullenさんたちは、アートギャラリー1にオブジェやドローイングを展示するほか、
会期中毎日!イベントを開催。来場者のみなさんとともに「ニセ横浜会議準備室」を展開します。
アートギャラリー1の中には、sullenさんコーディネートによるOFF SITE カフェが開店。
チケット(100円)をお求めいただくと、もれなくワンドリンクサービス。
お茶をのみながらsullenさんの映像、sullenセレクトの本や平野さんの資料をゆっくりごらんいただけます。
詳しくはこちら>>>
OFF SITE 2007 平野薫/sullen展チラシ(表)Download file〔pdf, 540KB〕
OFF SITE 2007 平野薫/sullen展チラシ(裏)Download file〔pdf, 500KB〕
平野さんとsullenさんの2ヶ月間の成果をこの機会にぜひご覧ください!
2008年03月04日
OFF SITE 2007ボランティア学校実習生によるオープンスタジオレポート(2/23)
オープンスタジオ最終日となった2月23日は先客万来。
見守りボランティアさん3名のほか、毎週スタジオの様子をみにきてくださった常連さん、
平野さんの知人や、八戸市からの視察団など、
次々とお客様がいらっしゃいました。
その中でも、平野さんは見守りボランティアさんたちの手を借りながら淡々と作業を継続。
すでに裾が床をはうくらいまでに長くのびてきています。
sullenさんたちの構想もおぼろげながら輪郭がみえてきました。
スタジオもかなり盛りだくさんな様子になってきており、
さらに、アートギャラリー1での展示にむけて、一部移動をはじめたり、
その合間をぬっていらしたお客様とお話をしたりと、
大忙しの1日でした。
そんな最終日の様子を、ボランティア学校実習生銘苅由佳さんがレポートします。
***
2月23日
オープンスタジオ最終日。
平野さん、sullenさんの進行状況はどのように変化しているのでしょうか。
平野さんのスタジオに入ってまず目についたのは、天上から吊り下げられた衣服です。とはいえ、そこに掛けられた衣服の大部分がすでに布から糸へほぐされており、それをもう一度丁寧につなぎ合わせたものに変化していました。この制作途中の様子を、訪れた方々がご欄になる度に「投網みたい!」とおっしゃっていかれたのが面白く、平野さんも笑って聞いておられました。

スタジオの中央には1台のテーブルが置かれ、その上には手元を照らすためのデスクスタンドとパソコンがあります。必要最小限のものしかないとも言えるこの場所で、平野さんは黙々と作業を進められていました。今回、少しだけ布から糸へのほぐし作業を手伝わせて頂きました。対象となる衣服の布切れから横糸を数本抜いては、今度は縦糸を数本抜いていくといった作業を繰り返します。しかも、ほぐした糸はちゃんと元の順番のままなのですから驚きでした。

↑平野さんの作業デスク。
今はまだ手元の細かな作業の感覚が記憶に強いのですが、この作品が最終的にどのような姿で私たちの前に現れてくれるのかとても楽しみです。
一方sullenさんのスタジオは、全体に様々なものが置いてあり平野さんとは正反対でした。ある壁には横浜市内で写した人物画像が無造作にいくつも貼ってあったり、木材を繋ぎ合わせてできた木のような形をしたものにカラフルな帽子が掛けられていたり。その他、クッキーの型からソファー、植木、霧笛とあらゆるものが見られました。一体何がどうなるのかわかりませんが、なにやらワクワクするスタジオです。時折、「ウィィーンッ」という機械音も聞こえ現場感が溢れています。
そのような中でも一際目を惹いていたのが、赤煉瓦模様のマントです。頭からすっぽり被る形になっており、今回試しにメンバーのお一人である中井川さんが、このマントを身につけて美術館の正面へと出て行きました。そんな光景をスタジオ内からみなさんがそっと見守っていたのも楽しかったです。

↑赤煉瓦と緑のポンチョ。試しに着てみました。

↑赤煉瓦になりすます?中井川さん。

↑赤煉瓦を着た人と、それをみまもる孫田さん。
Sullenさんは展示期間中にも思わず吹き出してしまいそうな楽しい横浜体感イベントをいくつか行うそうなのでぜひ参加したくなりました。
お二組それぞれの「横浜」を見るのが待ち遠しくなるオープンスタジオ体験となりました。
(ボランティア学校実習生 銘苅由佳)
2008年03月03日
OFF SITE 2007ボランティア学校実習生によるオープンスタジオレポート(2/16)
毎週土曜日午後に開催していた、OFF SITE2007オープンスタジオ。
アーティストの制作場所をさりげなく公開していました。
三回目のオープンスタジオをなった2月16日には、公募審査員をつとめてくださった曽我部昌史さんが突然来訪。

↑平野薫さんの作品を撮影する曽我部さん。

↑sullenのスタジオも訪問。
いずれも初顔あわせ。制作中の作品についての質疑応答や、
ブログ用の写真撮影など、にぎやかな時間を過ごしました。
曽我部さんと平野さん、そしてsullenによるアーティストトークが、
3月20日(祝日)午後2時から4時まで、
横浜美術館のグランドギャラリーで開催されます。
お楽しみに!
その2月16日に見守りボランティアとして、参加してくださった山口めぐみさんによる
オープンスタジオレポートをお届けします。
**********
2月16日 土曜日
アーティスト・イン・ミュージアムのボランティアを通して、私は平野薫さんという一人のアーティストに出逢いました。お会いする前は、アーティストってどんな方だろうとどきどきしましたが、平野さんは自然体でとても優しく、本当に素敵な方でした。
初めて平野さんの作品を見たとき、「なんて素敵なんだろう」と思いました。一本一本の糸に戻されたワンピースは、とても繊細で部屋に溶け込むかのような透明感があるのと同時に、部屋の空気を変えてしまうかのような存在感があるのです。
そして当初は作品の見守りということでしたが、今回を制作のお手伝いという貴重な経験をさせていただきました。平野さんの作品は、誰かが着用していた服を「糸にほどいて、つなげる」ことで生まれます。私は今回その「ほどく」作業をさせていただきました。糸をほどくという作業は、一件簡単そうに思えますが、やってみると案外骨の折れる作業でした。途中で糸が切れてしまい、ほどけなくなってしまったり、糸を見失ってしまったりして悪戦苦闘しました。そんな手際が悪い私に、平野さんは丁寧にやり方を教えてくれました。その手つきはプロそのもので、糸がスルスルと抜けていきます。そして、今度はそれを器用な手つきで縦と横に結んでいきます。それを観て「平野さん、すごいなぁ」とつくづく感慨にふけりました。
そして平野さんがさらに「すごい」のは、その作業を毎日8時間も続けていらっしゃるところです。普通の人なら、その気が遠くなるような作業を一日で断念してしまうと思います。また「何故、そんなことをするのだろう」と思うはずです。私もそう思いました。しかし平野さんの『たぶんこの服は、一瞬にしてできた物だと思う。だけどそれを、時間をかけ糸に戻し、つなげることに何か意味があるんだと思う』という言葉に、「なるほど」と思い、感動しました。また『単純に、この服が糸に戻った姿を見てみたいと思う』と平野さんはおっしゃっていました。その言葉にはアーティストとしての純粋なモチベーションが感じられ、今でも心に残っています。
おそらく今日も平野さんは制作を黙々と続けていらっしゃると思います。私はそんな平野さんを心から応援しています。そして、作品がどんな姿になっているかとても楽しみです。
(ボランティア学校 山口めぐみ)
2008年02月23日
OFF SITE2007オープンスタジオ最終日(2/23)
黄砂が横浜にも到達した2月23日、OFF SITE2007滞在制作の最後のオープンスタジオがありました。


一瞬のうちにむこうもみえなくなるくらいの猛烈な黄砂。
いつもとかわらぬ平野さんのスタジオ。

今日は会場見守りボランティアの方たちに平野さんの作品制作のお手伝いをいただきました。
今日のsullen。

ますますスタジオらしくなってきました。

??

???
オープンスタジオは本日で終了ですが、平野さんとsullenの3人は引き続き制作を続けます。
3月15日より26日まで、今回制作した作品を展示する、展覧会を開催します。
詳細は追って、このブログでもご紹介します。
乞うご期待!
2008年02月09日
OFF SITE 2007 ボランティア学校実習生によるオープンスタジオレポート(2/2)
AIMY2007公募プロジェクト「OFF SITE 2007」か始動してはじめてのオープンスタジオが2月2日に行われました。
この日のオープンスタジオには、横浜美術館ボランティア学校の実習生のみなさんも参加し、アーティストや来場者の方との間をつなぐ体験をされました。
そのお一人、溝口麻衣さんによるオープンスタジオレポートをご紹介します。
**********
2月2日(土)
オープンスタジオ初日。
平野さんは、誰かが使っていた衣服などをほぐして糸の状態にし、それをまた別の形にすることで、糸(素材となる衣服)に残る、使っていた人の「気配」を伝える作品を作るアーティストだ。今回は、横浜に関わる人に素材の提供をしてもらい、作品の制作を予定している。現時点では、「親子(母と子)」をテーマにした作品の素材を横浜在住の友人から提供してもらい、それの解体・ほぐしを行っている。「母」の素材(衣服)は青い水玉のワンピースで、大まかに解体され、その一部が少しずつ糸の状態にほぐされている。「子」の素材は、水色のストライプの赤ちゃんの洋服で、こちらはそのままの状態でハンガーにかかっていた。これからどんな形で「親子」の形が再構成されていくのか楽しみだ。

↑作業中の平野さん。
もう一組のアーティスト、sullenさんは、ユニークな発想の空間を作り、その空間を訪れる人に提供する、ということを行っている男性3人組みユニット。今回は、「ニセ横浜会議準備室」を計画中で、スタジオ内には、様々な横浜の写真や地図が貼ってあった。また、記録を残しておく壁の作成を行っており、スタジオ内を訪れた人に、スプレーで自由に壁に一吹きしてもらう、ということを実施している。その他にも、スタジオ内が不思議なもので溢れている印象を受けた。

↑sullenの制作の様子。
これから一ヶ月半ほどの期間で、それぞれどんな作品ができていくのか、とても楽しみである。
(横浜美術館ボランティア学校 溝口麻衣)
2008年02月01日
2月2日、平野薫さん、sullen、アーティストトークのお知らせ
明日、2月2日(土曜)午後3時より、
アーティスト・イン・ミュージアム横浜2007公募プログラム「OFF SITE」の参加アーティスト、
平野薫さんとsullen(サレン)によるアーティストトークを開催いたします。
これまで制作してきた作品について、そして約2ヶ月の滞在期間中、
どのようなプロジェクトを行うのか、スライドを映写しながらお話いたします。
会場は美術館入口から入り、正面のグランドギャラリー。
聴講無料となっております。
当日は平野さんとsullenが滞在制作を行うスタジオを午後1時より5時まで公開しています。
こちらにもぜひおたちよりください。
アーティスト・イン・ミュージアム横浜2007
OFF SITE
平野薫、sullen アーティストトーク
日時:2008年2月2日(土) 午後3時から4時まで
会場:横浜美術館グランドギャラリー
料金:無料
平野さん、sullenともに、場所や人とのかかわりを通して作品を制作しています。
時間を追うごとにスタジオの様子もどんどん変化していきます。
どうぞお楽しみに!
2008年01月23日
会議レポート(1/22,23)
ニセ横浜会議、着々と進行中。
1月22日

18日に参加したイベントで使ったオブジェがさりげなく窓辺に飾られています。


なにやらどんどんと壁面に貼られていきます。
1月23日

壁面がドローイングでいっぱいになってきました。

かなりスタジオらしい雰囲気です。

スタジオを訪ねた人も、会議に参加です。
2008年01月22日
AIMY2007公募アーティスト平野薫さん制作スタート(1/22)
アーティスト・イン・ミュージアム横浜2007公募プログラムのアーティストのうち、
もう一組目、平野薫(ひらの・かおる)さんが、今日から横浜美術館入りしました。
平野薫さんは、学生時代を広島市で過ごしたのち、横浜に転居。
現在も横浜を拠点に制作を行っています。
2006年に横浜市民ギャラリー「ニューアート展2006 糸と布のかたち」に出品、その際にZAIMで制作を行いました。昨年は広島市で開催された「旧中工場アートプロジェクト」への出品、SCAIxSCAIや資生堂ギャラリーでの個展開催などで注目される気鋭のアーティストです。
平野さんは布でできた衣類などをほぐし、空間に展示するインスタレーションで知られています。学生時代から直接身に付ける服を題材に、作品制作を行ってきた彼女ですが、2000年の大学院修了制作で自身が身につけたパジャマをほぐし、インスタレーションの素材として使って以来、形有るものをほぐして再構成するという作品スタイルを継続しています。
横浜美術館での滞在中は、これまであまり言及されなかった、ほぐされるもの、そしてその所有者と平野さんとのかかわりに重点をおいたプロジェクトを展開する予定です。
1月12日から13日にかけて、東京、神楽坂のホテルで開催されたアートフェアに新作を出品した平野さん。新作制作のために年末年始もこもりきりで制作していたそうですが、展示も終了しておちついたところで、いよいよスタジオインです。
すでにスタジオ入りしているサレンさんとごあいさつ。

左から、サレンの黄川田さん、孫田さん、中井川さん、そして平野さん。
これから平野さんは、作品のもととなる「もの」を提供する
「誰か」を探すところから活動を開始します。
しばらくは情報をあつめたり、いろいろな人の話をきいたりと、
リサーチの日々が続きます。
二組のアーティストがそろったところで、
いよいよ今年度最後のアーティスト・イン・ミュージアム横浜が始動します。
2008年01月21日
AIMY2007公募アーティストsullen滞在スタート(1/21)
アーティスト・イン・ミュージアム横浜初の公募で選ばれた2組のうち、
一足先に、本日からsullen(サレン)の3人が滞在制作をスタートしました。
サレンは東京藝術大学建築科出身の孫田瑠央(まごた・るおう)さん、中井川大介(なかいがわ・だいすけ)さん、黄川田勇太(きかわだ・ゆうた)さんの3人によるアートユニット。2005年の結成以来、与えられた場と人、ものとの関係をつくるしかけや装置を発表しています。大学構内の空きスペースに卓球台とタオルを用意して、誰もが参加できる場をつくったり、湘南海岸の海の家でのイベントとしてにいくつものオブジェや装置を設置し、砂浜の風景をさりげなく変容させてみたりと、ユニークな発表を行っています。
横浜は、2005年の北仲ホワイトでの発表以来。今回は「横浜」というテーマにちなみに、滞在するスタジオをミーティングルームとし、横浜でみつけた出来事、横浜に対する漠然としたイメージなどを収集し表現する「ニセ横浜会議準備室」を運営します。
準備中のスタジオをのぞくと、3人は不在。
早速、リサーチにでかけたようです。



すでに「ニセ横浜会議」ははじまっています!
2008年01月19日
AIMY2007公募企画、招聘アーティスト決定!
2005年からスタートした横浜美術館の滞在制作プログラム、アーティスト・イン・ミュージアム横浜。
これまで、企画展への出品アーティストなど、美術館スタッフによる指名アーティストが滞在制作を行ってきましたが、今年度、初めての試みとして滞在アーティストを公募いたしました。
募集期間は昨年11月5日から12月10日。約1ヶ月という短期間にもかかわらず、全国から個人、団体あわせ49組の応募がありました。
昨年末、12月26日(水)午後、曽我部昌史氏(建築家/神奈川大学教授、みかんぐみ共同主宰)、奈良美智氏(美術作家)および横浜美術館副館長三ツ山一志の3名を審査員とする選考委員会を開催いたしました。
審査はまず3名の審査員全員が、すべての応募資料に目を通すところからはじまりました。



曽我部さん 奈良さん 三ツ山副館長
まずはこれまでの作品をまとめたポートフォリオを中心に時間をかけて資料をみていきます。

映像資料については、その場で再生し、全員で鑑賞しました。

お互いに資料をみながら感想をのべつつ、
真剣に書類をみていきます。
それぞれの書類に込められた熱気がのりうつったかのようです。
そこから各自5組のアーティストを推薦、候補者をのべ15組にしぼり、
今度は横浜滞在中のプランに重点をおいて協議を重ねました。


3時間半におよぶ審査の結果、平野薫氏、sullen(孫田瑠央、中井川大介、黄川田勇太)の2組が選出されました。
平野薫(ひらの・かおる)
http://www17.plala.or.jp/hiranokaoru/
sullen(サレン)
http://sullen.jp/
平野薫さんは長崎県出身、横浜市在住のアーティストです。
布製品をほぐし、糸状にしたものを空間に再構成するインスタレーション作品で知られています。
sullen(サレン)は東京藝術大学建築学科出身の3人組によるアートユニットです。
場と人とものをつなぐユニークな装置を制作しています。
各アーティストについては、これからこのブログで順次ご紹介していきます!
***********
アーティスト・イン・ミュージアム横浜2007公募プログラム
今後のスケジュール
2月2日(土)
13:00〜17:00
オープンスタジオ@アートギャラリー2
15:00〜16:00
アーティストトーク@グランドギャラリー
※当日はgrafの大きないすと机を旧馬のあたりに出します。
2月9日(土)、16日(土)、23日(土) 13:00〜17:00
オープンスタジオ@アートギャラリー2
3月上旬
滞在制作終了、展示準備
3月15日(土)〜26日(水)
アーティスト・イン・ミュージアム横浜2007公募プログラム
成果発表展(仮称)
会場:アートギャラリー2他
料金:未定
2007年12月10日
【募集は終了しました】AIMY滞在制作アーティストを募集します!
横浜美術館、滞在制作アーティストを募集 ー テーマは「横浜」
2005年から始動した横浜美術館の滞在制作プログラム「アーティスト・イン・ミュージアム横浜(AIMY)」。館内のスタジオを拠点にアーティストによる作品制作を中心とした様々な活動を行うアートプログラムです。
これまで当館が指名した国内外のアーティスト7名と1組(2007年10月現在)が滞在制作を行ってきましたが、このたび滞在アーティストを公募します。テーマは「横浜」。横浜の様々な特色が作品の中で直接的、間接的に反映されているプラン、作品を募集します。選考委員会を経て選ばれたアーティストは来年1月中旬より2月下旬まで、横浜美術館を拠点に新作を制作し、3月に成果発表を行います。期間中、館内の施設を使って作品制作が可能なほか、館外でのリサーチやコラボレーション等のプロジェクトについても可能な範囲でサポートします。横浜という都市、また横浜美術館という場に対する柔軟な発想と提案を期待します。
--
▶募集期間
2007年11月 5日(月)〜 2007年12月10日(月)
▶募集人数
1〜2人(組)
▶選考方法
提出資料(応募書類とポートフォリオ)をもとにした書類選考
▶審査委員
曽我部昌史(建築家/神奈川大学教授、みかんぐみ共同主宰)
奈良美智(美術作家)
三ツ山一志(横浜美術館副館長)
▶招聘条件
・滞在制作費500,000円/一人(組)を支給(※)
・プログラム中の制作場所として、横浜美術館アートギャラリー2を提供
※但し、滞在制作費には、滞在費(宿泊費、生活費)、作品材料費、取材費、交通費(自宅あるいは滞在場所から美術館のスタジオ、および取材先への交通費)、物資輸送にかかわる費用等、滞在制作に伴い発生する経費すべてを含みます。
▶応募方法
以下より《AIMY2007 公募 募集要項》と《AIMY2007 公募 応募方法》のPDFデータをダウンロードしてください。内容をよくご確認の上、応募に必要な提出物一式(応募用紙とポートフォリオ)を作成し、申込み締切日までに横浜美術館へ持参するか、封書にて郵送してください。
申込締切:2007年12月10日(月)※締切日必着
詳しくはこちらから《募集要項》《応募方法》《専用応募用紙》をダウンロードしてください。
>> AIMY2007公募 募集要項 (PDF/表紙.p1.p2)Download file
>> AIMY2007公募 施設情報(PDF/p3.p4)
Download file Download file
>> AIMY2007公募 応募方法(PDF/1枚)Download file
>> AIMY2007公募 専用応募用紙(PDF/6枚)Download file
- -
お問合せ
横浜美術館(横浜市芸術文化振興財団)
220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい3-4-1
tel:045-221-0300(代) fax:045-221-0317
10:00〜18:00 木曜日休館
主催:横浜美術館(横浜市芸術文化振興財団)
助成:財団法人地域創造