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2008年04月29日

石田尚志《海の壁》と《海の映画》のその後レポート

石田尚志さんが「AIMY2006」で制作した、「海」をめぐる2つのバージョンの映像作品。その後の展開についてお知らせします。

ちょうど1年前の「水の情景」展で展示された映像インスタレーション《海の壁−生成する庭》、そして同展会期中にプレミア上映されたシングルチャンネル版《海の映画》という、「海」をめぐる2つの映像作品は、その後、国内外の様々な場所で展示・上映され、各地で反響を呼んでいます。

3面プロジェクションの映像インスタレーション《海の壁−生成する庭》は、2008年1月に「ギャラリー16」(京都)にて再展示。映像分野をはじめとして重厚な活動歴をもつこのギャラリーでの展示が、石田さんにとっての実質的な「関西デビュー」となりました。特に京都の大学生たちの間で相当な話題となったそうです。
そして2008年2月21日の東京都写真美術館−すでに伝説となりつつあるイベント「映像をめぐる7夜」第1夜での、盟友・足立智美とのライブパフォーマンス。《海の壁》がプロローグ的に背面の壁に投影されたのち、石田さんが当館での滞在制作のときも終始こだわりをみせていた「壁」というテーマをめぐるパフォーマンスが展開。300人を超える満員の会場を沸かせました。

また、シングルチャンネル版《海の映画》のほうは、2008年1月の「第37回ロッテルダム国際映画祭(オランダ)」での海外初上映を経て、4月27日と5月2日に恒例の実験映像祭「イメージフォーラム・フェスティバル2008」(新宿パークタワー、その後京都等に巡回)で上映。さらに、歴史ある国際映画祭「第54回オーバーハウゼン国際短編映画祭」(ドイツ)のコンペティション部門にもエントリーされており、こちらの上映は5月3日。当館での上映の際に見逃された方はお見逃しなく!(ドイツは無理でも新宿・京都で!)

石田さんの活動に並行して次から次へと新しい展開を見せる「海」2作。当館から発信されたアートが、様々な場所で紹介され様々な人に享受されていくのは、美術館スタッフにとっても、仕事冥利の極みです。

投稿者 aimy : 2008年04月29日 18:25

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