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2007年12月21日
明日からいよいよ、GOTH展はじまります!
明日、12月22日(土曜)より、横浜美術館の今年度最後の企画展
「GOTHーゴスー」がはじまります。
アーティスト・イン・ミュージアム横浜で滞在していた二人のアーティストDr.ラクラとピュ〜ぴるが出品するこの展覧会。
リッキー・スワロウ、束芋、吉永マサユキ、イングリッド・ムワンギ・ロバート・ヒュッターといった、そうそうたるメンバーで、「ゴス」の概念を視覚的に伝えています。
展覧会を明日に控え、夜9時をすぎても、ピュ〜ぴるさんは展示室で、出品作品の制作を続けています。
↑制作中のピュ〜ぴるさん
たくさんのボランティアの人たちにささえられ、
裾9メートルのウェディングドレスが姿をあらわしました。
↑展示室での作業の様子
周囲の壁面には、ピュ〜ぴるさんが横浜トリエンナーレ2005の終わり頃から撮り始めたセルフポートレイトのシリーズが展示されています。
幼い頃から感じてきた心と体の不一致。
その深い闇と真っ向からむきあってきたピュ〜ぴるさんの表情が、だんだんとかわっていくのがみてとれます。
一方、Dr.ラクラはすでに展示を終了。
横浜生まれの新しい作品がたくさん展示室に並んでいます。
展覧会は明日10時から!3時からはグランドギャラリーにてオープニングレセプションが開催されます。
3連休の初日、是非足をお運びください。
GOTH展インターンによるAIMYオープンスタジオ最終日(12/8)2
続いて同じくインターンの伊藤さんによるレポートです。
二人の存在はラクラさんとピュ〜ぴるさんの滞在制作を豊かに彩るものとなりました。
美術館の仕事、とりわけ、アーティストと共に過ごし、語り合うこと。
そして彼らを、彼らの作品を他の人に伝えていくこと。
1ヶ月にわたるラクラさんとピュ〜ぴるさんとの時間の中で、その事を強く感じたことが、レポートからうかがえます。
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今日は「GOTH展」オープンスタジオの最終日。12月に入って皆忙しいのか見にきてくれるお客さんは少なくなったけれど、そのかわりいくつかの取材があって、スタジオ内はけっこう賑やかだった。
「GOTH展」もいよいよオープニングの日が近づいて、取材、広報関係の仕事やイベントなどが増えている。今日は僕たちインターンもチラシの発送作業をしている作業場とオープンスタジオとのあいだを何度か行き来した。だから2人のアーティストが取材を受けている現場も詳しくは見ていない。ただただ様子を横目で見ながら、いろんな人が動くものだなと思いつつ、いつもどおりお客さんの案内をしていた。
そんなとき、1人の外国人が入ってきた。
彼はひとしきり部屋を見回すと、写真を撮ってもいいかとDr.ラクラに英語で直接交渉し、何枚か写真を撮ったようだった。その後、話しかけてみると、日本語がかなりうまい。聞いてみて分かったが、彼はある大学の博士課程で日本の近代詩を専門にしている留学生で、同時に、日米バイリンガルの情報誌(駅などに置いてあるフリーのもの)を出している人だった。それで、そのバイリンガル情報誌に何ページか紙面を割いて「GOTH展」を紹介できるかもしれない、とのことだった。
その後は広報担当の方に引き継いでもらったのでどうなったかは分からない。
それにしてもいろんな人が「GOTH展」をめぐって仕事をしているんだなということをまた実感することになった。
(GOTH-ゴス-」展インターン 伊藤雅俊/一橋大学修士課程1年)
GOTH展インターンによるAIMYオープンスタジオ最終日(12/8)1
Dr.ラクラとピュ〜ぴるさんによる滞在制作は12月8日に無事終了しました。
ラクラさんは1ヶ月、ピュ〜ぴるさんは2週間、スタジオを公開し、その後はそれぞれ、展覧会にむけての準備に本格的に着手しました。
ラクラさんは、公開期間終了後も淡々と制作を続けています。
ピュ〜ぴるさんは、たくさんのボランティアさんたちと作品の完成にむけて集中する日々です。
12月8日のオープンスタジオ最終日の様子。GOTH展インターンの岡さん、伊藤さんの二人にレポートしていただきます。
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今日の活動から、いつものように雑感。
アーティスト・イン・ミュージアムでの活動だけでなく、今日は次の展覧会である『ゴス展』の広報の仕事もやっていたので、あまりオープンスタジオのほうに顔を出す時間がありませんでした。
ただ、そのなかでも一つなかなかできない経験をさせていただきました。
ラクラさんの部屋にいたところ、ずっと作品制作をしていたラクラさんが突然作品を持ったままどこかに行ってしまいました。
10分後くらいすると作品を持って帰ってきました。
刺青を彫っていた人形の周りの汚れを水で洗って、刺青が映えるようにきれいにしていたのでした。
すると、ラクラさんは「finish」と言いながら、僕に作品をはいと手渡したのでした。
僕は作品を自分の手で持ちながら、作品をくまなく見ることができました。
実際に作品を手で持ってじっくり見ると、遠くから見ただけでは気づかないディテイルが見えてくることがあります。
普通、美術館で芸術作品を触れるところはほとんどありません。
もし僕が持っていた作品が展覧会で並べられていて、会場で触ったりしたら絶対につまみ出されます。
でも、アーティスト・イン・ミュージアムでは作家と交流する場が与えられているのですから、そういう状況も起き得るわけです。
これからもいろいろなアーティストがここで滞在制作を行うはずです。
恥ずかしがらずに作家と直接交流しましょう。
いろんな発見がきっとありますよ。
(GOTH-ゴス-」展インターン 岡肇/一橋大学修士課程2年)
2007年12月17日
淺井裕介展も大詰め。明日から標本を展示します!
淺井裕介さんが横浜美術館で作品を制作、展示しはじめて、今日でちょうど4ヶ月。
いよいよ明日から、その集大成として、
Masking Plantの標本を一気にお見せする
展覧会がはじまります。
カフェやグランドギャラリーにこれまで制作してきたMasking Plantが
「収穫」され、あらたな形に生まれ変わって展示されます。
また、美術情報センターの入口階段付近に新作のMasking Plantがうまれています。
会場では、これまでの制作風景をまとめたファイルや、
制作風景を撮影した映像で、淺井さんの4ヶ月をふりかえることができます。
これまで淺井さんの制作現場をみてきた方も、
いままでご覧になったことのない方も、
この機会に是非、実際のMasking Plant、そして標本をご堪能ください。
2007年12月10日
【募集は終了しました】AIMY滞在制作アーティストを募集します!
横浜美術館、滞在制作アーティストを募集 ー テーマは「横浜」
2005年から始動した横浜美術館の滞在制作プログラム「アーティスト・イン・ミュージアム横浜(AIMY)」。館内のスタジオを拠点にアーティストによる作品制作を中心とした様々な活動を行うアートプログラムです。
これまで当館が指名した国内外のアーティスト7名と1組(2007年10月現在)が滞在制作を行ってきましたが、このたび滞在アーティストを公募します。テーマは「横浜」。横浜の様々な特色が作品の中で直接的、間接的に反映されているプラン、作品を募集します。選考委員会を経て選ばれたアーティストは来年1月中旬より2月下旬まで、横浜美術館を拠点に新作を制作し、3月に成果発表を行います。期間中、館内の施設を使って作品制作が可能なほか、館外でのリサーチやコラボレーション等のプロジェクトについても可能な範囲でサポートします。横浜という都市、また横浜美術館という場に対する柔軟な発想と提案を期待します。
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▶募集期間
2007年11月 5日(月)〜 2007年12月10日(月)
▶募集人数
1〜2人(組)
▶選考方法
提出資料(応募書類とポートフォリオ)をもとにした書類選考
▶審査委員
曽我部昌史(建築家/神奈川大学教授、みかんぐみ共同主宰)
奈良美智(美術作家)
三ツ山一志(横浜美術館副館長)
▶招聘条件
・滞在制作費500,000円/一人(組)を支給(※)
・プログラム中の制作場所として、横浜美術館アートギャラリー2を提供
※但し、滞在制作費には、滞在費(宿泊費、生活費)、作品材料費、取材費、交通費(自宅あるいは滞在場所から美術館のスタジオ、および取材先への交通費)、物資輸送にかかわる費用等、滞在制作に伴い発生する経費すべてを含みます。
▶応募方法
以下より《AIMY2007 公募 募集要項》と《AIMY2007 公募 応募方法》のPDFデータをダウンロードしてください。内容をよくご確認の上、応募に必要な提出物一式(応募用紙とポートフォリオ)を作成し、申込み締切日までに横浜美術館へ持参するか、封書にて郵送してください。
申込締切:2007年12月10日(月)※締切日必着
詳しくはこちらから《募集要項》《応募方法》《専用応募用紙》をダウンロードしてください。
>> AIMY2007公募 募集要項 (PDF/表紙.p1.p2)Download file
>> AIMY2007公募 施設情報(PDF/p3.p4)
Download file Download file
>> AIMY2007公募 応募方法(PDF/1枚)Download file
>> AIMY2007公募 専用応募用紙(PDF/6枚)Download file
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お問合せ
横浜美術館(横浜市芸術文化振興財団)
220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい3-4-1
tel:045-221-0300(代) fax:045-221-0317
10:00〜18:00 木曜日休館
主催:横浜美術館(横浜市芸術文化振興財団)
助成:財団法人地域創造
2007年12月09日
淺井裕介展 根っこのカクレンボ Masking Art Project in YOKOHAMA MUSEUM OF ARTの一部展示がご覧頂けません。
12月10日(月曜)〜17日(月曜)は展覧会展示替えのため、グランドギャラリー、ミュージアムショップ、カフェ小倉山の《Masking Plant》は、ご覧頂けません。御了承下さい。
尚、12月18日(火曜)〜25日(火曜)には《Masking Plant》から生まれた《標本》の展示が開催されますので、お楽しみに。
また、12月10日(月曜)〜12日(水曜)には、淺井さんは横浜美術館美術情報センター入口付近で制作の予定です。興味のある方は覗いて見て下さい。
2007年12月08日
ピュ〜ぴる アーティストトークレポート(12/1)
12月1日(土曜)は、グランドギャラリーでピュ〜ぴるさんのアーティストトークを開催しました。
トークは、ピュ〜ぴるさんの制作した作品と横浜トリエンナーレ2005をはじめとするこれまでの展示やパフォーマンスの様子を写真と映像でプロジェクションしながらご紹介しました。また、男性の体をもちながら女性の心で生まれたピュ〜ぴるさんが抱えた‘心の病’、自身の肉体への想い、そして愛について…これらはピュ〜ぴるさんの作品と深く結びついていることを語ってくださいました。
後半は今回のGOTH展への出品のために、現在アートギャラリー2のスタジオで制作しているウェディングドレス、それから横浜トリエンナーレ以降、撮りはじめたというポートレートシリーズのお話に。そこでは、ピュ〜ぴるさんから「純白」というキーワードが示されました。その意味は、近くGOTH展会場で明かされることでしょう。
ピュ〜ぴるさんのお話を間近で聞いていたGOTH展インターンの伊藤雅俊さんのレポートです。
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アーティストって何なのだろう?
美術館は何のためにあるのだろう?
学校で美術を勉強している者はいつもこんな疑問に行きあたるが、頭で考えると決まって答えが出なくなる。特に現代美術を勉強している僕にとっては、今のアーティスト、今の美術館が関心の的なのだけれど、途方もない値がついた一部の美術作品を皆であがめるというやり方が、美術館やアーティストにいろいろ弊害をもたらしている現状を見ていつも憂鬱な気分になってしまう。高い美術品を借りられない美術館、売れる作品を作らないと自活できないアーティスト。
ではなぜアーティストはそんなリスキーな職業を選択するのか? なぜ美術館はこういう状況で展覧会をやろうとするのか? そういうことに対する1つの解答が今日のピュ〜ぴるさんのお話のなかにあったのではないだろうか。自分の身体のコンプレックスにたいして、何かを守り、何かを解放するためのアート。必要に迫られて何かをつくり、それを発表するアーティスト、必要に迫られてそれを見にくる人たち、両者を結びつけるための美術館。
あいかわらずアートは人気が高いけれど、その存在理由を何か1つでも説明できる人を探してみると、意外と少ない。だから僕はアートに興味がある人に、アーティストの話を聞いてみることを強くおすすめしたい。特にまだそんなに有名になっていない、今まで知らなかったアーティストのほうが、生の人間の声を聞かせてくれる気がする。
(GOTH-ゴス-展インターン 伊藤雅俊/一橋大学修士課程1年)
2007年12月07日
12月9日は若木信吾デー! クロストーク+初監督作品「星影のワルツ」特別上映!
若木信吾展の準備も8日のオープンにむけて順調にすすんでいます。
新作「葬送」の作品もすべて展示。
このほか、これまで若木さんが発表してきた、
琢次さんのシリーズ「Takuji」「youngtree」「T」からも
数点づつ展示されています。


↑展示準備のすすむアートギャラリー1
この写真展の開催を記念して、
12月9日(日曜)に、当館レクチャーホールにて、
上映会とトークを開催いたします。
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若木信吾セレクション
「横浜美術館映像コレクション」+「星影のワルツ」特別上映会
日時:2007年12月9日(日曜)
第一部 11時から13時まで
第二部 15時30分から17時30分まで
会場:横浜美術館レクチャーホール
料金:500円(全日共通)
第一部「横浜美術館映像コレクション」上映
河瀨直美「かたつもり」39分、カラー、16ミリ版(オリジナル8ミリ)1994年
小口詩子「眠る花」7分、カラー、16ミリ版、1992年
上岡文枝「冬虫夏草」26分、カラー、16ミリ、1994年
若木信吾「えいちゃんひろちゃん」
第二部「星影のワルツ」上映
クロストーク
若木信吾x竹内万里子(写真批評家)
日時:2007年12月9日(日曜)14時から15時
会場:横浜美術館アートギャラリー
料金:無料
第一部では、横浜美術館の映像コレクションのうち、家族、特に祖母にむけるまなざしから生まれた作品の中から若木さんが3作品をセレクト。カンヌ映画祭グランプリ受賞で話題の河瀨直美が養母との日常を綴った「かたつもり」、自身の将来につながる姿として祖母をとらえた小口詩子の「眠る花」、身の回りのものを移したノスタルジックな映像と音で、生と死、時間と空間を紡ぎ出した上岡文枝の「冬虫夏草」。いずれも日々のたしかな生活の中からうまれるプライベートドキュメンタリーの秀作です。
あわせて、若木さんの幼なじみの暮らしを追ったドキュメンタリー「えいちゃんひろちゃん」を上映します。
第二部では、若木信吾初監督作品「星影のワルツ」を特別上映。休暇で故郷浜松に帰った写真家が、祖父や両親、地元の友人たちとすごす日々と、その中でおこる小さな波紋をドキュメンタリーの手法をつかいながらおだやかに描きます。
上映会終了後、レクチャーホールホワイエにてオープニングパーティーを開催いたします。
こちらは上映会チケットをおもちの方ならどなたでもご参加いただけます。
また、第一部と第二部の間、14時から15時までは、
若木さんと写真批評家の竹内万里子さんとによるクロストークを、
こちらは作品が展示されているアートギャラリー1にて行います。
写真、雑誌の編集、映像と多岐にわたる若木さんの仕事に
以前から注目していたという竹内さん。
初顔合わせのお二人によるカジュアルなスタイルのトークです。
こちらは聴講無料です。
日曜日は当館企画展「シュルレアリスムと美術」そして「コレクション展第二期」の最終日でもあります。
若木信吾デーとなりそうなこの日、どうぞ1日横浜美術館でお楽しみください!
2007年12月05日
AIMYオープンスタジオレポート(11/24)
GOTH展インターンの伊藤雅俊さんによる11月24日のオープンスタジオレポートです。
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11月 24日は、「GOTH」展出品作家によるオープン・スタジオの第 3回目が行われた。すでに2週前から公開制作をおこなっている Dr.ラクラに続いて、今週からピュ〜ぴるさんが加わった。以後2人のアーティストは展覧会に向けて隣り合わせの部屋で制作を行っていくことになるけれど、果たしてどんな展開を見せるのだろうか?
オープン準備のため、午後一番でスタジオに行ってみると、ピュ〜ぴるさんの部屋には床一面に真白い布が敷かれていた。部屋の隅にはすでに形になっているウェディング・ドレスがあって、ピュ〜ぴるさんの言う「純白」の世界が初めから広がっていた。ドレスはかなり大きなものになるようで、何人かのアシスタント、ボランティアの方々といっしょに制作を進めいくようだ。
一方のラクラは相変わらず1人で黙々と絵を描いていた。先週から始めた、壁画を思わせる巨大な絵である。ラクラがおかしいのは、描いている絵が日本のエロ漫画の模写だったり、タトゥーをいれる素材がキューピー人形だったりするのに、ひたすら真面目に制作していることだ。陽気なラテン・ミュージックをかけているのに、本人は別に体を揺らすでもなく、見に来てくれたお客さんに真摯に会釈をする。
この日は天気もよくて、今までで一番多くの人が見学に来てくれた。途中でラクラは友達といっしょにご飯を食べにいってしまったのだけれど、実はこのラクラがいない1 時間ほどのあいだに一番多くの人がやって来た。「今、部屋の主がいないんですよ……」と断りつつも、この時間にたくさんの人と話をすることができた。しばらくしてラクラが帰ってきたとき、部屋の人口はピークに達していたので、僕らは眼を合わせて肩をすくめることになった。
(GOTH-ゴス-展インターン 伊藤雅俊/一橋大学修士課程1年)
12月8日(土曜)より、若木信吾写真展「葬送」を開催します。
New Artist Picks今年度3人目のアーティストとして、
写真家の若木信吾さんが登場します。

若木信吾《葬送》シリーズより、c-print、(c)Shingo Wakagi 2007
ファッションからドキュメンタリーまで、雑誌・広告・音楽など幅広い分野で活躍し、
各界から注目をあびる写真家である若木さん。9月に神宮前のTOKYO HIPSTERS CLUBで開催された著名人のポートレイト写真による個展「TIME & PORTRAITS」をご覧になった方もいらっしゃるかもしれません。撮影されたアーティストや映画監督、ミュージシャンの表情はいずれも飾らずやわらかく、彼らの日常の一こまをかいま見るような、そんな雰囲気に満ちています。
その若木さんのポートレイトのいわば原点ともいえるのが、祖父・琢次さんを撮影した一連の作品です。
中学生の頃からずっと撮り続けてきたという琢次さんのポートレイトシリーズは、若木さんがやがてアメリカの大学で本格的に写真を学ぶようになってから、ライフワークの一つとして意識されるようになりました。
生まれたときからずっと一緒に暮らしてきた祖父。
彼をとりまく風景はそのまま若木さんの生まれ育ってきた風景と重なります。
カメラの前で、時には求めに応じてポーズをとる琢次さんの姿からは、撮影する若木さんとの間にある確かな信頼関係がみてとれます。
今回の個展「葬送」では、このシリーズの最終章として、
2005年に亡くなった琢次さんの葬儀から初盆までを追った写真を初公開いたします。
病院から住み慣れた我が家へ戻った琢次さん。やがて葬儀、野辺の送りといった様々な儀式を経て、日常に戻っていく風景。
家族の一員として参加している若木さんのまなざしがそのまま画面に写し取られているようです。
期間中の最初の日曜日、12月9日(日曜)には、
若木さんの初監督映画「星影のワルツ」の特別上映のほか、若木さんと写真批評家、竹内万里子さんによるクロストークが開催されます。
また本展にあわせ、写真集「葬送」(ヤングトゥリープレス刊)、そして若木さんが主宰する雑誌、youngtree press no.8「死者と行こう!」Issueが発売されます。
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若木信吾写真展「葬送」
Shingo Wakagi Photography Exhibition: Funeral
2007年12月8日(土曜)から24日(月曜)まで
10時から18時(入館は17時30分まで)
横浜美術館アートギャラリー1
入場無料
関連イベント
若木信吾セレクション
「横浜美術館映像コレクション」+「星影のワルツ」特別上映会
日時:2007年12月9日(日曜)
第一部:11時から13時 「横浜美術館映像コレクション」
※上映作品:河瀨直美「かたつもり」、小口詩子「眠る花」、上岡文枝「冬虫夏草」
第二部:15時30分から17時30分 「星影のワルツ」上映
会場:横浜美術館レクチャーホール
料金:500円(全日共通)
クロストーク
若木信吾x竹内万里子(写真批評家)
日時:2007年12月9日(日曜) 14時から15時まで
会場:アートギャラリー1
料金:無料
若木さんと気鋭の写真批評家、竹内万里子さんとのクロストーク。写真、雑誌編集、映画と多岐にわたる若木さんの仕事を概観します。
2007年12月04日
収穫作業中・・・・。

12月18日から始まる展示に向け、連日《Masking Plant》の収穫と《標本》の制作に没頭する淺井さん。いったいどんな作品が生まれてくるか楽しみです。


2007年12月01日
-展示のお知らせ-
■淺井裕介展 根っこのカクレンボ
Masking Art Project in YOKOHAMA MUSEUM OF ART
8月17日に始まったこのプロジェクトも残すところ1ヶ月弱となりました。増殖を続けていた《MASKING PLANT》も11月いっぱいでその成長を止め、12月より少しづつ収穫され《標本》《種》といった新たな作品に生まれ変わり下記の日程で展示されます。是非、御高覧下さい。
会期:2007年12月18日(火)〜25日(火)木曜休館
10:00〜18:00
会場:横浜美術館グランドギャラリー、カフェ小倉山
美術情報センター入口 他




見に来てねー!
新井卓/横浜市民ギャラリーあざみ野で制作公開!
AIMY2006「3人のアーティスト」の滞在アーティスト、新井卓さん(写真家)が、横浜市民ギャラリーで開催される横浜市所蔵カメラ・写真コレクション展2007「人々が写真と出会った時代」の関連事業で、「ダゲレオタイプ写真館」と題して制作公開を行うことになりました。AIMYでの滞在制作から約1年半ぶりのダゲレオタイプ制作公開となります。
ぜひこの機会に展覧会もあわせてご覧ください。
※「ダゲレオタイプ写真館」参加には事前の申込みが必要となります。
>>>詳しくはこちら
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写真古典技法制作公開「ダゲレオタイプ写真館」
フランスのダゲールにより考案された写真史初期の代表的な写真技法であるダゲレオタイプは、銀板写真とも呼ばれ銀板上に画像が浮かび上がる魅惑的な写真技法です。今回の制作公開では、レクチャーをまじえながら、参加者の皆さんにダゲレオタイプに写る体験(グループポートレイト)をしていただくと共に制作の工程をご覧いただきます。
【日時】2007年12月16日(日) 10:00 ~ 14:30(昼休有)
【講師】新井 卓(写真家)
【場所】横浜市民ギャラリーあざみ野 展示室2
【定員】約30名(応募者多数の場合、抽選)
【参加費】無料
【応募締切】12月7日(金)必着
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横浜市所蔵カメラ・写真コレクション展2007「人々が写真と出会った時代」
【会 期】平成18年12月12日(水)~12月23日(日・祝) ※会期中無休
午前10時から午後6時まで
【会 場】横浜市民ギャラリーあざみ野 展示室2
【入場料】無料
【主 催】横浜市、横浜市民ギャラリーあざみ野(財団法人 横浜芸術文化振興財団)
【共 催】男女共同参画センター横浜北
【後 援】神奈川新聞社、tvk(テレビ神奈川)、RFラジオ日本、FMヨコハマ、
横浜市ケーブルテレビ協議会
【問合せ】横浜市民ギャラリーあざみ野 045-910-5656