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2007年12月08日

ピュ〜ぴる アーティストトークレポート(12/1)

12月1日(土曜)は、グランドギャラリーでピュ〜ぴるさんのアーティストトークを開催しました。

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トークは、ピュ〜ぴるさんの制作した作品と横浜トリエンナーレ2005をはじめとするこれまでの展示やパフォーマンスの様子を写真と映像でプロジェクションしながらご紹介しました。また、男性の体をもちながら女性の心で生まれたピュ〜ぴるさんが抱えた‘心の病’、自身の肉体への想い、そして愛について…これらはピュ〜ぴるさんの作品と深く結びついていることを語ってくださいました。
後半は今回のGOTH展への出品のために、現在アートギャラリー2のスタジオで制作しているウェディングドレス、それから横浜トリエンナーレ以降、撮りはじめたというポートレートシリーズのお話に。そこでは、ピュ〜ぴるさんから「純白」というキーワードが示されました。その意味は、近くGOTH展会場で明かされることでしょう。

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ピュ〜ぴるさんのお話を間近で聞いていたGOTH展インターンの伊藤雅俊さんのレポートです。

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 アーティストって何なのだろう?
 美術館は何のためにあるのだろう?
 学校で美術を勉強している者はいつもこんな疑問に行きあたるが、頭で考えると決まって答えが出なくなる。特に現代美術を勉強している僕にとっては、今のアーティスト、今の美術館が関心の的なのだけれど、途方もない値がついた一部の美術作品を皆であがめるというやり方が、美術館やアーティストにいろいろ弊害をもたらしている現状を見ていつも憂鬱な気分になってしまう。高い美術品を借りられない美術館、売れる作品を作らないと自活できないアーティスト。

 ではなぜアーティストはそんなリスキーな職業を選択するのか? なぜ美術館はこういう状況で展覧会をやろうとするのか? そういうことに対する1つの解答が今日のピュ〜ぴるさんのお話のなかにあったのではないだろうか。自分の身体のコンプレックスにたいして、何かを守り、何かを解放するためのアート。必要に迫られて何かをつくり、それを発表するアーティスト、必要に迫られてそれを見にくる人たち、両者を結びつけるための美術館。

 あいかわらずアートは人気が高いけれど、その存在理由を何か1つでも説明できる人を探してみると、意外と少ない。だから僕はアートに興味がある人に、アーティストの話を聞いてみることを強くおすすめしたい。特にまだそんなに有名になっていない、今まで知らなかったアーティストのほうが、生の人間の声を聞かせてくれる気がする。

(GOTH-ゴス-展インターン 伊藤雅俊/一橋大学修士課程1年)

投稿者 aimy : 2007年12月08日 21:07

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