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2007年11月24日

GOTH展インターンによるAIMYオープンスタジオレポート(11/17)1

ラクラさんが来日して10日たった、11月17日(土曜)、
ラクラさんによるアーティストトークが開催されました。
日本で本格的に作品が紹介されるのははじめてのラクラさん。
どんなきっかけでアーティストになったのか、
制作のアイディアはどこからでてくるのか、
これからどんなことをしようとしているのか。
スライドをまじえてお話いただきました。
この日は同時に、スタジオも公開中。
窓の外からみえる、大きな和紙に描かれた作品にひかれ、
何人ものお客様が興味深げにのぞいていかれました。

そんなオープンスタジオとトークの様子を、
インターンスタッフの岡肇さんがレポートします。

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「16歳のときに画家である父親に反発して家出。
しかし、美術には関心があって、正規の美術教育ではなく、
アングラな環境で様々なアーティストと交流し、多くの影響を受ける。
そのときに覚えた刺青の技術を現在の作家活動に取り入れ
現代アートの世界で活躍中。」

突然、何の脈絡もなく説明的な文章を書いたけど、
これは今日行われたアーティストトークの中で
Dr.Lakraさんが自分の経歴や作品について講演したのを、
ものすごーく乱暴に単純化して要約したもの。
もちろん、これだけでその人の作家活動を要約できるわけでないのは
よーくわかっていますよ。
だけど、この経歴だけ読むと「芸術家」としてなんかベタな感じがしない?

一般に「芸術家」ってどんなイメージが持たれているのだろう?
いくつか極端な例を出してみましょう。
例えば、ゴッホ。
精神に変調をきたして、自分の耳を切るなどの数々のエピソード。
最終的にはピストルで自殺。
例えば、モディリアーニ。
たくさんの女たちと浮名を流し、酒と麻薬に溺れ、生活は荒廃。
最後は結核に体をむしばまれ、若くして亡くなる。
日本だって作家なら、芥川、太宰、三島、川端など自ら命を断つ例は数え切れない。

要は、「芸術家」は社会から逸脱した価値観を持っているから
芸術作品を作れるみたいな神話があるような気がしません?
なんかアル中だったり、麻薬やっていたりしていて、
最後が自殺だとなお芸術家っぽいみたいな。

ここまで極端な芸術家イメージを持っている人は少ないだろうけど、
そういうイメージが流通しちゃうのは、
やっぱり普通の僕たちみたいな人間がほとんど芸術家という職業のひとと
直接に触れ合う機会がないからじゃないかなと思うわけですよ。

で、最後にDr.Lakraさんに話を戻しましょう。
これは『アーティスト・イン・ミュージアム横浜』で
直接Dr.Lakraさんと話をして受けた個人的な印象だけど、
非常に常識的で、物腰柔らかで、なおかつ作品制作に誠実な方ですよ。
つまり、言いたいことは「芸術家」といっても色々だから、
直接に交流を持ってみないとその人は見えてこないってこと。
でも、それって「芸術家」に限ったことではないよね。

まあ、いずれにしても12月8日までの毎週土曜日の1時から5時までは、
このDr.Lakraさんが作品制作している現場にいつでも見学できて、
おしゃべりもできるから気楽にプラっと立ち寄ってみてください。

(GOTH-ゴス-」展インターン 岡肇/一橋大学修士課程2年)

投稿者 aimy : 2007年11月24日 18:12

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