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2006年07月20日

Pickup:新井卓展 —ダゲレオ日誌 —

新井さんのダゲレオタイプによるポートレイト展「鏡ごしのランデヴー Rendezvous on Mirror」。会期も残すところあと2週間ばかりとなりました。もうご覧になりましたか?
会場となっているアートギャラリー1にはダゲレオタイプ作品の展示以外にも、実際に制作を行うワーキングスペース、作品への理解をより深めていただくための制作工程の上映や参考書籍の列ぶ資料コーナーなどがあり、いたるところに見どころがあります。
そこでAIMYブログでは、それらにスポットをあて毎回少しずつご紹介していきたいと思います。


↓ 今日は「ダゲレオ日誌」をピックアップ ↓

それは、会場内中央の白いベンチの上にそっと置いてあります。

日誌(会場).JPG

「Rendezvous on Mirror Diary 2003.8.31〜」と記された黒い小さなノート。そこには新井さんがダゲレオタイプを始めた2003年からの撮影記録やその過程での試行錯誤、ダゲレオタイプに対する想い、また制作を通しての人との出会いや再会の様子が詳細に綴られています。

日誌JPG.JPG


今日は特別に新井さんより「ダゲレオ日誌」をAIMYブログに投稿いただきました。
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7/13

滞在制作も、気がつくと折り返しを過ぎた計算になる。
このところ上手く撮りきれないような、よく分からない歯がゆさにつきまとわれていたので、気持ちを仕切り直して、わたしがよく知っている人々に再び向き合う事にした。
12日はN先生にお会いするため、荻窪へ。時折雨粒が落ちかかる空模様の下、祈るような気持ちで車を走らせる。撮影の直前、一時だけ雲が切れ辺りが明るくなってくる。撮れるのは一枚だけ、と覚悟を決めてカメラをセットし、6分間の露光に向かった。日吉に在学中わたしは良い生徒ではなかったが、本当の意味で撮り始めたとき、35mmの原点はN先生との出会いにあった、と気付かされた。こんな風に再会できて本当に嬉しい。
今日は、仙台から休暇をとってやってきたSを撮影。真夏の様な陽射し、たくさんの子供たち。この場所に立つのは一体何年ぶりだろう?
ポートレイトの難しさ。シンプルに正面から構えるとき、ポートレイトは鋭利な鏡みたいだ。

(2006年7月13日 新井卓 ダゲレオ日誌より)

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会場で作品をご覧になった後、ゆっくりお読みいただきたい一冊です。

投稿者 aimy : 2006年07月20日 08:39

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