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2005年12月05日

李禹煥さんの「照応」と屋代さんの「回転回」

前回のブログでもお伝えしましたが、横浜美術館では、横浜トリエンナーレの出品作家、屋代敏博さんが美術館をはじめ市内各所に出かけて、自分自身や皆さんを撮影するプロジェクト「アーティスト・イン・ミュージアム」が進行中です(12月14日まで)。予告のとおり、このほど、李禹煥さんの絵の前で屋代さん自身がくるくる回った写真作品が完成し、当館の「オルタナティヴ・スペース」に展示されました。

 「モジモジくん」みたいな黒タイツに全身を包んで回転した屋代さんは、李さんの作品「照応」に文字通り「照応」するモノクロームの影と化して、渋くてかっこいい写真を作り上げました。先輩アーティストへのオマージュとして、また後続するアーティストからの批評として、エレガントな出来映えの作品です。李禹煥展のご鑑賞の帰路に、「オルタナティヴ・スペース」でご覧下さい。  倉石信乃(担当学芸員)


屋代回転回.jpg
図版キャプション 屋代敏博さんの写真作品《回転回》(部分)。李禹煥さんの油彩画
《照応》(1994年作)の前で回る屋代さん自身が写っている。
 

投稿者 yma : 2005年12月05日 14:59

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