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2005年08月20日

石をえらぶ。 茨城県真壁郡真壁町

石をえらぶ。 茨城県真壁郡真壁町
 「李禹煥 余白の芸術」展が、どのようにしてできあがっていくのか、準備の進みぐあいを、今日から、ご報告したいと思います。  

 今回の展覧会に出品される彫刻12点は、1点をのぞいて、すべて石と鉄材(鉄板・鉄棒)を素材にします。もっとも大きなものは、高さ3メートル、横幅18メートルにもおよび、この巨大な鉄の壁のような作品は、美術館の前のグランモール公園に設置される予定です。  
 大量の石と鉄材が必要になるため、たいへん苦労しているのですが、さいわい、石については、横浜市内に営業所がある渡辺石材店様が、大量の白御影石を無償でご提供くださることになりました。  
 去る8月6日(土曜)、李禹煥さんとともに、真壁の採石場に石を選びにいきました。この採石場にうかがうのは、すでに3度目で、李さんもこれで2度目となります。渡辺石材店の社長さんが運転される車に乗り込み、約2時間半かかって、真壁に到着しました。  
 この日は、李禹煥さんの芸術を紹介する番組をつくっているNHKの取材班も合流しました。ものすごい炎天下、李さんは足場のわるい岩の上によじのぼり、およそ30個の石に赤いビニールテープで印を付けていきました。後で渡辺石材店の社長さんにうかがったら、1個8トン近い巨岩も含まれていたようで、この重さの石はちょっとグランモール公園に設置するのは、むずかしいかもしれません。  
 ここで選ばれたごつごつした石は、グランモール公園に設置される鉄の壁のような彫刻に使われます。どのような作品になるのか、ご期待ください。   柏木智雄(担当学芸員)

投稿者 yma : 17:34 | コメント (0) | トラックバック