浜町より写す両国大火
小林 清親
KOBAYASHI, Kiyochika
1847〜1915
1985-PRJ-106
1881(明治14)年制作
木版
画面 20.6X31.9cm
清親は、両国大火の様子を克明に描いた写生を残している。熱中するあまり、自宅が焼け落ちたことに朝まで気づかなかったという。激しく立ちのぼる炎や煙、川面の反映を色版を重ねて描き出し、火事の凄まじさを伝えている。提灯とともに掲げられた洋灯が、開化の風俗を映している。
(角川書店『日本の浮世絵美術館 巻二』より 沼田英子)
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