
盛夏の横浜美術館は、珠玉のコレクションを楽しむ企画が満載です。
まず、質の高いコレクションを誇る、箱根仙石原のポーラ美術館から、19世紀末から20世紀にかけての名画74点が横浜に集結。印象派とエコール・ド・パリに焦点を当てたポーラ美術館コレクション展は必見です。同時に、横浜美術館もポーラ美術館のコレクション展を意識しながら、当館の多彩なコレクションの魅力を全開させます。私立美術館VS. 公立美術館のコレクションをダブルでお楽しみいただけるよう、鑑賞プログラムも充実させました。また鑑賞だけでなく「ものづくり」の楽しさを、大人から子どもまで満喫していただけるよう、新しい造形プログラムも始まります。
鑑賞プログラムでは小・中学生のための「夏休み子どもフェスタ」、「子どもクルーズ」、「油絵って何?」。大人向けでは、学芸員によるギャラリートーク、記念講演会やスライドレクチャーが予定されています。造形プログラムでは、大人気の「親子のフリーゾーン」を初めとして、子どものアトリエの夏休み造形講座、市民のアトリエでは中学生のための「粘土でつくる野菜やくだもの」、そして親子向けの図工Café、美術館ではめずらしく大人の男性を対象とした「木工倶楽部」が新しくスタートします。
また、少し異色ながら、アーティスティックな映像作品を鑑賞できる「イメージフォーラム・フェスティバル2010」も7月に横浜美術館のレクチャーホールで開催されます。映像や写真の収集に力をいれている横浜美術館ならではの共同企画で、国内外の最新映像作品とともに、当館の映像コレクション作品も上映されます。
見て良し、作って良し。ご家族、お友だち、恋人等々親しい方々と、そしてお一人でも、夏の炎天下(雨の日も)は涼しい横浜美術館で、楽しいひとときをお過ごしいただきたいと思います。
横浜美術館 館長 逢坂恵理子