更新日 2001年5月15日
 横浜市民ギャラリーではこどもたちによる「演劇・音楽・舞台、衣裳作り」のワークショップ「ハマ・キッズ劇場2000 宇宙人ケチチ」を開催しました。
 楽しみながらこどもの持つ感性のアンテナを刺激し、自己表現力を養うことを主眼としたこのワークショップでは、こどもの持つ想像力を十分に引き出すために、演劇の台本をベースにして、参加する子供たち自身がイメージを膨らませて演技、音楽、衣裳、舞台作りに取り組み、最終的には実際に舞台を作り上げました。


参加者募集(募集は締め切りました。参考にご覧ください)


ワークショップ・演劇ワークショップ  ・舞台,衣裳製作ワークショップ  ・音楽ワークショップ

舞台

参加者募集




ハマ・キッズ劇場 ワークショップ

演劇ワークショップ
身体表現等のエクササイズを行った後、舞台に向けて稽古をはじめました

日時 2000年7月24日(月)〜7月28日(金)
講師 青山伊津美(演劇集団円)
会場 横浜市民ギャラリー地下1階および横浜市技能文化センター



舞台、衣裳製作ワークショップ
イメージをふくらませて舞台美術や衣裳を作りました。

日時 2000年7月24日(月)〜7月28日(金)
講師 金井ひろみ(造形作家)
会場 横浜市民ギャラリー 地下1階



音楽ワークショップ
自分で選んだ楽器を使って音響を担当しました

日時 2000年7月24日(月)〜7月28日(金)
講師 橋爪貴明(音楽家)・越智義朗・越智義久(パーカッショニスト)
会場 横浜市民ギャラリー 地下1階および横浜市技能文化センター


参加者数
参加者数ボランティア
舞台づくり11人15人
衣裳づくり5人
演劇12人0人
音楽11人0人
合計39人15人
54人



ハマ・キッズ劇場 舞台

概要

日時 2000年7月29日(土) 13:30開場 14:00開演

会場 横浜市教育文化ホール(横浜市教育文化センター2F)

入場料 300円 中学生以下・65歳以上無料

主催 横浜市民ギャラリー・横浜市

企画・制作 有限会社グランアーツ

総合演出 青山伊津美(演劇集団円)

協力 株式会社円企画・静岡県土肥町「菜の花舞台実行委員会」

協賛 株式会社新藤・岡田プラスチックス・株式会社トヨックス・株式会社カンペハピオ

助成 財団法人地域創造(ジャンボ宝くじ助成事業)

入場者 210名


あらすじ

 キンキラプラネットの王ケチチはこどもたちを子分にして、宇宙にうかんでいるごみを集めている。 ごみの中には珍しいものや、きれいなものがあり、ケチチはそれを宝物にしていた。宝物はよその星の 王に売って金もうけができるのだ。
 ビューティプラネットの王女オーリッヒとワイワイプラネットの王子オージケントは宇宙で一番大切 なものをさがしている。それをオーリッヒの父である宇宙の大王のところに持っていけば二人は結婚で きるのだ。ある日、大切なものはきれいなものだと思った王女はこどもたちにきれいもの辞典できれい なものを調べてもらうが、それはみんな地球にあるものだった。地球は赤い毒の星になってしまったと 思っているオーリッヒはがっかりする。
 オージケントはケチチの宝物の中にきれいなものがあるのではないかと、ケチチをたずねる。しかし ケチチもオーリッヒと結婚しようとたくらんでいたため、オージをだまそうとがらくたをオージにわた す。
 何もしらないオージケントはがらくたを大王に差し出すが、もちろん答えはブー!結婚は許されず、 怒った大王の罰でオーリッヒは固まってしまう。
 ライバルがいなくなったケチチはよろこんで宝物を大王に差し出す。しかし、ケチチの出すものはど れも大王のいう大切なものではなかったため、ケチチは宇宙に飛ばされてしまう。
 固まってしまったオーリッヒを前に泣き崩れるオージケント。花を持ったこどもたちがオージケント を囲む。そこで大切なものは心の中にあると気づいたオージケントは花を大王に差し上げる。
 大切なものにオージケントが気づいたので、大王はオーリッヒを元に戻す。これまでの大王の仕打ち は大切なものに気づかせるためのテストだったのだ。
 オージケントとオーリッヒを救った花は実は毒の星といわれる地球から持ってきたものだった。こど もたちは毒の星といわれる地球にこっそり行き、反対側がきれいな頃の星に戻っていることに気づいて いたのだ。
 オージケント、オーリッヒとこどもたちはきれいな星に作り直すために地球に行く。


舞台風景

舞台の一場面

舞台セットになったこどもたち



出番を待つミラーボールキッズ
場面が変わるごとに登場します

フィナーレ
みんな舞台に上がりました



Photo(C)Sumiyasu Miyazaki

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