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 コレクション展  2009年 
特別展示 長宗希佳の幻想
当ギャラリーの収蔵作家でもある長宗希佳氏は二紀会委員、爽蒼美術協会会長、横浜美術協会会長、横浜美術友の会会長をつとめ、横浜の美術の発展に尽力した洋画家です。同氏の作品には時計や臺、トランプなどの静物が登場します。それらの緻密な静物と、人体や風景とが画中で融合し、ともに浮遊するような幻想的な作品世界を、収蔵作品を中心にご紹介します。
長宗希佳(ながむね・きよし)  略歴

1937年 神奈川県生まれ
1959年 多摩美術大学卒業
1984年 安井賞展出品
1994年 「長宗希佳自選展」

            (横浜市民ギャラリー)
2002年 第56回二紀展
            文部科学大臣奨励賞受賞
2006年 逝去








長宗希佳
《横浜市庁舎を眺む》
1988年/油彩、キャンバス/116.7x80.3cm

卓上の静物
主に油彩、日本画、版画の中より、卓上の静物を描いた作品をご紹介します。花瓶に活けられた花など共通する主題であっても、色彩や構図、筆づかいなど作家によって多様な表現が生まれます。
浅見信夫
《花 (品濃一里塚)》
1988年/紙本着色/80.0x100.0cm
安喰虎雄
《かに》
1973年/油彩、キャンバス/45.0x53.0cm
表現の中の静物
卓上を離れ、抽象性の高い表現や幻想的な表現、空想上の静物など従来の静物画の枠を超えたユニークな作品を紹介します。
吉仲太造
《夜》
1974年/油彩、シルクスクリーン、キャンバス/91.0x117.0cm
阪本文男
《赤い造花のバラ》
1970年/
油彩、キャンバス/130.0x162.1cm

制作  横浜市民ギャラリー | 最終更新日 2009年3月1日

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