都筑区役所展

　都筑区役所と横浜市民ギャラリーは、「横浜市民ギャラリーコレクション作品展」を開催いたします。
　センター南駅から地下鉄で30分弱で行くことのできる関内地区。そこに位置する横浜市民ギャラリーは、横浜在住の美術家のグループ展や、市民サークルや学生の発表などに常時利用されています。また、その傍ら、横浜ゆかりの美術家を顕彰し、横浜の美術文化の歴史を振り返る企画展や、未来のアート界を担う期待の若手作家を招いて新作を発表してもらう現代アート展などを行い、関連の作品を収蔵してきました。
　この展覧会では、公開する機会の少ないこれらの収蔵作品の中から、コレクションの魅力を凝縮して紹介します。小解説パネルなどで作品をより身近に感じていただけるよう工夫しています。
　また、1979年に制作された素描「横浜百景」シリーズの中から、都筑区周辺が描かれた作品を展示します。現在に至る間にすっかり相貌を変えてしまった20年前の風景は、皆さんにとって懐かしいものでしょうか、それとも初めて知るものでしょうか。
　さらに、展示作品を選んだ学芸員が作品の解説だけではなく参加者の方々と広く横浜と美術をめぐるお話ができるような場として、「アフタヌーン・アート・サロン」を行います（参加受付は終了しました）。
　区役所での展覧会で、ご観覧いただいた皆様がお気に入りの一点に出会える機会を提供できれば、主催者としても喜ばしい限りです。
　なお、「横浜市民ギャラリーコレクション作品展」は、2月28日から横浜市民ギャラリーで、規模を大きくし構成も変えて行います。この展覧会に引き続きご覧いただければ幸いです。