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    パーヴォ氏のメッセージが届きました!

2018/11/05

コンサート

12/8「パーヴォ・ヤルヴィ指揮 ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団」
パーヴォ氏のメッセージが届きました!

12/8「パーヴォ・ヤルヴィ指揮 ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団」公演では、

シューベルトの大曲 交響曲第8番「ザ・グレート」と、人気の高い交響曲第5番が演奏されます。

Paavo Jarvi High Res 3 - credit Julia Bayer.jpg

パーヴォ・ヤルヴィとドイツ・カンマーフィルならではのシューベルトの魅力、今回演奏する2つの交響曲の "聴きどころ" "特徴" について、パーヴォ・ヤルヴィ氏に語っていただきました。


  ドイツ・カンマーフィル(DKAM)がもともと得意としてきたのは、ドイツ・オーストリア音楽の典派です。最近では、いわゆるロマン派のスタンダードな作品も取り上げるようになっていて、私たブラームス・プロジェクトとして交響曲のチクルス演奏を各地でやっていますし、録音も済ませました。ご存知のように、その前にシューマンのチクルスをやり、改めて申すまでもなく私たちの根本にはベートーヴェンの交響曲があります。


 この図式を考えると、シューベルトは、ベートーヴェン/シューマンとブラームスとの間にピッタリと収まります。古典派と初期ロマン派の橋渡しをした作曲家だからです。DKAMに最適の音楽であり、もともとベートーヴェンの次にやろうと考えていたくらいで、結局チクルスとしてはシューマンを先にやったわけですが、常にシューベルトの音楽は演奏候補に挙がっていましたし、チクルスとしてではないものの、折に触れて演奏を重ねて来ています。シューベルトの音楽の解釈にはロマン派の知識が欠かせないですし、ピリオド楽器様式に精

通していることも必要で、その意味でもDKAMのシューベルト演奏での適応性の高さは証

されているといえましょう。


 「ザ・グレート」は、古典派とロマン派を繋ぐ役割を果たした作品です。シューベルトの交響曲ので最も規模が大きく、個々の楽章の構造自体が大掛かりで、演奏時間も長い。解釈の方向性も多様です。通常のシンフォニー・オーケストラがこの曲を取り上げると、ブラームスやブルックナーのスタイルでロマンティックに演奏されることも多い。NHK交響楽団と「ザ・グレート」を取り上げた時は、DKAMでシューベルトを演奏した時の経験や長所を取り入れるようにしました。DKAMは、規模の大き音楽を取り上げることの方が多いN響より小編成ですし、基本的なレパートリーも古典派の音楽に重点き、ピリオド演奏様式が身についています。どちらの方向性が正しいか、ということではなく、する自身にとっても、両方の方向から同じ作品を眺めることが出来るというのは、とても貴な経です。演奏を聞いてくださる日本のお客様にも、同じように感じていただけると嬉しいです。


 「ザ・グレート」では、第4楽章の提示部を除きすべての繰り返しをやります。この交響曲の4は、オーケストラの弦楽セクションにとって最も演奏至難な音楽の一つでしょう。音符の多さ、音楽長さ、そしてスピードの速さが組み合わさって、どのオーケストラにとっても大きなチャレンジです。DKAMの演奏にこれまで接してこられた日本の音楽ファンのみなさんであれば、彼らがこの楽章でどれほど熱した演奏を成し遂げるか、容易に想像していただけるのではないでしょうか!


 交響曲第5番は、「ザ・グレート」とは異なり、歌曲作曲者としてのシューベルトの偉大さが刻印されいる作品です。「交響曲」という枠組みで書かれてはいるもの、あらゆる部分が歌心に溢れ、第2ど歌詞を付ければ歌曲になってしまうような趣があります。これほど美しくやさしい歌に満ちた交響曲他にはないのではないでしょうか。


写真:パーヴォ・ヤルヴィ (C)Julia Bayer


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 ◆パーヴォ・ヤルヴィ氏へのインタビュー「シューベルトの交響曲について」は、こちらから。

 12/8公演に対するパーヴォ・ヤルヴィ氏の想いを知ることができ、公演をよりお楽しみいただける内容です!

 どうぞ合わせてご覧ください。


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ドイツカンマーチラシ - ブログ用.png


【公演名】パーヴォ・ヤルヴィ指揮 ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団

【日時】2018128日(土)15:00開演(14:20開場) 大ホール

    【曲目】シューベルト:交響曲第5番 変ロ長調 D.485
シューベルト:交響曲第8番 ハ長調 
D.944「ザ・グレート」

【料金】全席指定 S14,000円 A12,000円 B10,000円 C7,000

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公演の詳細はこちらから


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