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2015/02/26

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<オルガン・コラム>ジェイムズ・デイヴィッド・クリスティと日本との、深~い関係

..フィスク社社長、スティーブン・ディーク(スティーブ)さんが、パイプオルガンのメンテナンスのために来日されました。

122日に開催した会員限定の「オルガンレクチャー」では、パイプオルガン"ルーシー"のお父さん的存在でもあるスティーブさんに、

「ルーシー誕生物語」を語っていただきました。その時の内容の一部を<オルガン・コラム>としてご紹介します。

 

 

<オルガン・コラム>

ジェイムズ・デイヴィッド・クリスティと日本との、深~い関係

                                         ..フィスク社 第3代社長 スティーブン・ディーク


皆さんは世界的な日本人オルガニスト、林佑子さんをご存じでしょうか。

林さんは横浜生まれ横浜育ち、フェリス女学院大学、現在の東京芸術大学で学ばれた後、アメリカに留学されました。

今から60年以上も前、戦後すぐのことですから、横浜港から船で渡米されたそうです。その後日本には戻らず、

ボストンにあるニューイングランド音楽院で長年教授を務められました。


ボストンと言えば、私ども「C..フィスク社」の所在地です。初代社長、チャールズ・ブレントン・フィスクと林さんは、

ボストンで出会い交友を深めました。そして林さんはフィスク社長に「いつの日か、日本にフィスク社製のオルガンを建てたい」

と話していたそうです。


1990年代に入り、横浜みなとみらいホールの建設計画が進められました。当初からホール内にパイプオルガンを設置することは

決まっており、どのようなパイプオルガンにしたら良いのか、プロジェクトの担当者がアドヴァイスを求めたのが林佑子さんでした。

担当者は林さんのアドヴァイスを受けアメリカに渡り、フィスク社の工房やいくつものパイプオルガンを見学。

そして、間もなくオルガン・ビルダーとしてフィスク社が選ばれました。


 この林さんがいらっしゃらなかったら、私と横浜みなとみらいホール、そしてこのパイプオルガン"ルーシー"と皆さんとの

出会いもなかった、という訳です。20021月に、林佑子先生がここ横浜みなとみらいホールでリサイタルをされた時、

私はルーシーを製造する作業が完全に終わって、振り出しに戻ったような感じがしました。それは本当に特別な感慨でした。


 林佑子さんは、自らの演奏活動だけでなくオルガニストの育成、後進の指導にも尽力し、その教え子は500人を超えます。

現在世界で活躍するオルガニストの中には、林さんのお弟子さんがたくさんいます。この3月にアメリカから来日する

ジェイムズ・デイビッド・クリスティ(ジム)も、その1人です。


 私とジムは長年のお付き合いですが、彼は林先生のお弟子さんの中でも大変優秀です。オルガン演奏は複数の鍵盤と

足ペダルなどを駆使するため、本来は大変なものなのですが、その大変さがわからないくらいスマートに演奏される、

とても素晴らしいオルガニストです。皆さんも演奏をお聴きになったら絶対に感激されると思います。


 また、師匠・林佑子先生の生まれ育った横浜の地で、先生縁のパイプオルガンを演奏できることは、ジムにとっても

感慨深いことですし、スペシャルなステージになると思います。

 

多くの人たちの様々な想いが詰まったこのコンサートに、ぜひ大切な人と一緒に聴きにいらしてください。

 

 

オルガン・リサイタルシリーズ37

ジェイムズ・デイビッド・クリスティ パイプオルガン・リサイタル


 3月6() 1900開演   ※詳細はこちら


DSCF0286.JPG

※1月22日友の会「オルガンレクチャー」の様子

 

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■パイプオルガン"ルーシー"について、スティーブ社長に聞いてみました!

 

Q:あなたにとって "ルーシー"はどんな存在ですか?

A:手をかけて育てた、可愛い娘。愛称が付いているオルガンは珍しくて、世界のオルガン関係者の間では

  「ヨコハマのルーシー」として有名なんですよ。

 

Q:"ルーシー"の中で、一番のお気に入りの部分は?

A:デザインです。フィスク社としても初の国外建設だったため、日本の方々と相談しながら進めました。

  日本の伝統的な要素(格子など)を取り入れた部分はこだわりのひとつです。

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