文字サイズ

お知らせ

  1. Home
  2. お知らせ一覧
  3. 【オーケストラベラー】第9回 間もなく開催!歌劇「フィデリオ」パーヴォ・ヤルヴィさんへのインタビュー!

2013/11/19

オーケストラベラー

【オーケストラベラー】第9回 間もなく開催!歌劇「フィデリオ」パーヴォ・ヤルヴィさんへのインタビュー!

Fidelio_pavo1.jpg【オーケストラベラー】第9回

間もなく開催!歌劇「フィデリオ」パーヴォ・ヤルヴィさんへのインタビューー!          

 

 

 みなさんお久しぶりです!横浜みなとみらいホールのみなトラです。

この秋みなさんは、どんな秋を過ごしていますか?

 

横浜では「横浜音祭り2013~音楽の海へ~」が開催中です。ジャンルを超えて、誰でも気軽に楽しめる音楽フェスティバルなんです! この横浜音祭りクロージング企画として「パーヴォ・ヤルヴィ指揮 歌劇『フィデリオ』(コンサート形式)」を1128日(木)と30日(土)に開催します。ヤルヴィさんは日本でオペラを指揮するのはなんと初めてなんだそうですよ!

 

この特別な公演についてヤルヴィさんにインタビューしました。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

11月のドイツ・カンマーフィルとの日本公演をとても楽しみにしています。

 

私も大好きな日本でベートーヴェンを披露できる機会にまた恵まれまして、心から嬉しく思っております。日本にある数々のホール(特に心に残っていますのは横浜のみなとみらいホールのみなさんとのプロジェクトですが)、とにかくどこに行っても、公演の開始を待つ間の観客の皆さんの落ち着いた姿勢と、音楽に対する尊敬の気持ち。これがダイレクトに伝わってきますので、日本はコンサートのための素晴らしい環境が整った国だと思っています。大好きです。会場にいらっしゃる皆さまが、事前に演目について勉強してきてくださり、大変真面目に今日これから聞く音楽を深く理解しようとされる姿は、演奏者の私たちには本当に嬉しいものです。

 


Fidelio_pavo2.jpg■開口一番、そのように日本を評価してくださってとても感動しました!しかしマエストロ、僕たちも、幸運なことに昨今では、現地ヨーロッパでクラシックのコンサートを聴く機会もあるのですが、やはり本場はリラックスしているというか、堅苦しく知識云々を話題にしなくても、家族連れの方が気楽に聞きにいらしている様子をみて、羨ましいと思います。

 

生活の中で音楽の位置づけが違うのでしょうね。でもね、せっかく良い音楽を聴く機会だというのに、なんの予備知識も持たずにふらりと来るというのも、実際のところ、どんなものでしょうね。ヨーロッパの多くの人たちは、音楽そのものが目的ではないことも多いのかもしれません。今夜は友人と会って食事をするので、その後になにか、ちょうどいいコンサートでもあれば行こうか・・・という感じです。それはそれでいいのですよ、音楽を楽しむ、という姿勢には変わりはありません。ですが、本当に音楽が好きで、音楽のことを知っていて、「第一に音楽」が目的になっているわけではないでしょう? 日本のみなさんは、音楽を第一に考えてくださいます。私には、そういうお客さまのほうがいいのです。これは私のほんとうの気持ちです。


 

Fidelio_pavo3.JPG■ところで、今回日本で初めてオペラを指揮されるにあたり、演目に「フィデリオ」を選んだ理由を教えていただけますでしょうか?

理由は簡単です。ご存知の通り、日本では継続して長い期間にわたり、ドイツ・カンマーフィルとともに、ベートーヴェンの作品を演奏してきました。録音もさせていただき、シンフォニー全曲を聴く企画は、早い時期に、まさに横浜みなとみらいホールで実現しました。それならば、そのベートーヴェン・チクルスの集大成、横浜でドイツ・カンマーフィルと共に築き上げた"ベートーヴェン・トラディション"の一区切り、という意味で、今回の「フィデリオ・プロジェクト」を行なうのです。ここでベートーヴェンの偉大な「到達点」である「フィデリオ」こそがふさわしいと考えました。そしてもうひとつ、私とカンマーフィルとの関係を考えたとき、ベートーヴェンを語る言語をすでに一緒に体得したと言えますので、それを活かす意味でも、日本での大きなサイクルの明るい成功を祈念して「フィデリオ」を選曲することにしたのです。

 

■予期せずまずマエストロの口から、横浜みなとみらいホールの名前が挙がり、話しやすくなりましたが、このホールのお客様は非常に熱心で素晴らしいのですよね。

 

よくよく存じておりますよ。だから横浜が大好きなんです。

 

■ということは、「フィデリオ」を横浜で演奏することにはやはり、特別な思いがあるのですね。

当然です。力が入ります。横浜みなとみらいホールの方々とは、仕事仲間と言うだけでなく強い友情の絆でつながっています。ホール関係の方々だけでなく、横浜市のみなさんを含め、文化へのサポートには深い感謝を捧げます。あのような理想的な環境は、なかなかありません。私には、「ヨコハマ」はあらゆる意味で、特別です。

 

Fidelio_pavo4.jpg■さて今回の「フィデリオ」ですが、すばらしい3人の歌手が共演してくれますね。テノールのブルクハルト・フリッツさん、ソプラノのエミリー・マギーさん、そしてバスのディミトリ・イヴァシュチェンコさんです。マエストロから見て、彼らそれぞれのよいところは、どんなところでしょうか?

それぞれについてコメントするのは、難しいです。しかし、これだけ言わせてください!「私は、彼らを一同に集めることができて、この上なく幸運です」と。「フィデリオ」を上演するにあたり、今日考えられるキャストでこれ以上の組み合わせはありません。まさに「ラグジュアリー・キャスト」です。それぞれに対して違ったコメントをして、誰かを誰かより上、または下、という考えをみなさんの胸に想起させてしまったら、よくないですからね!(笑)。

■喧嘩になりますか?(笑)

 

どうでしょうねえ、オーケストラのメンバー間なら、喧嘩の心配はないですけれどね(笑)、ただ、私の心情は、誰のことも「彼だけが・彼女だけが、特別」と思っていないのです。だれもがみんな特別なのですから。そしてそんな中で、今回のソリストたちは、間違いなく「オールスター・キャスト」ですよ、どうぞ、楽しみにしていてください。

■今日はマエストロの仕事や仲間に対する考えも合わせて沢山のことを伺うことができまして、とても楽しかったです。ほんとうにありがとうございました。

間もなくお会いできることを楽しみにしております、ありがとうございました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

Fidelio_pavo5.jpg*パーヴォ・ヤルヴィ指揮  ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団  歌劇「フィデリオ」(コンサート形式)     

1128() 19時開演 ・30()15時開演   公演詳細はこちらをご覧ください

〒220-0012 横浜市西区みなとみらい2-3-6

チケット・公演内容について

ホールチケットセンター:
045-682-2000

ホールご利用、その他について

ホール事務室:
045-682-2020

横浜みなとみらいホールは、公益財団法人横浜市芸術文化振興財団が運営しています。

Copyright(c) MINATO MIRAI HALL. All rights reserved.