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2013/07/07

オーケストラベラー

【オーケストラベラー】第8回「横浜で開催中!」MMCJ創設芸術監督の大友直人さん登場

大友さん.jpg【オーケストラベラー】第8回「横浜で開催中!」MMCJ創設芸術監督の大友直人さん登場

 

 

みなさんお久しぶりです!横浜みなとみらいホールの"みなトラ"です。

 

今日は77日、晴れ。毎日夏に向かってどんどん日差しがまぶしくなっています。

夜もこのまま天気が続いて、夜空にたくさんの星が出てくるといいですね!

僕の住む横浜みなとみらいホールの屋上庭園からも天の川が見れるといいなぁ。

その屋上庭園があるホールの6階フロアでは、現在「MMCJヨコハマ2013」が開催中です。

MMCJというのは、"ミュージック・マスターズ・コース・ジャパン"の略称で、僕たちは"エムエムシージェー"って呼んでいるんです!

このMMCJは指揮者の大友直人さんとアラン・ギルバートさんが創設した国際音楽セミナーで、難関オーディションを突破し世界中から集まった若い演奏家たちが、トップクラスの演奏家を講師に、2週間にわたってここ横浜の地で徹底的に室内楽とオーケストラを学んでいくんです。

その成果を発表するロビー・コンサートや室内楽コンサート、オーケストラ・コンサートも開催されますよ!

 

今回は創設芸術監督の大友直人さんにMMCJについてインタビューをしました。

もっとMMCJのこと、知ってください!

 

 

■今年の受講生は何人いるんですか?

 

今年は学生が21人受講しています。弦楽四重奏が4組と木管五重奏が1組で21人です。

日本人と海外からの人の割合は半々ぐらいが理想なのかなぁと思いながら、この割合はオーディションの結果によって変わってきます。

今年は海外からの参加者が7割ぐらいになっています。

 

 

■MMCJが他のセミナーと違うところはどんなところですか?

 

まず、海外から参加する学生が多いところです。全額スカラシップでセミナーが受講できることも注目していただきたいところです。

そして、MMCJの基本は室内楽ですね。徹底的に室内楽をトレーニングします。このセミナーは最大の人数を40人ぐらいにしています。

これには意図があって、学校の1クラスを目安にしようと。それはなぜかというと、23週間過ごしているうちに、全員の顔と名前とキャラクターがお互いに分かりあえる規模がいいだろうと思っているんです。

これですと全員が一緒に勉強しているという気持ちになれるんです。

 

 

■受講生と関わるときに心がけていることはありますか?

 

私個人として心掛けていることなのですが、セミナーに参加する多くの人たちは初対面の人たちです。最初はやっぱりぎこちないんです。

そういう普段から馴染みの薄い人たちと、共同生活をしたり音楽作りをしたりするときの基本は、相手に対する尊敬・尊重ですね。

相手のいいところを認めて、相手のいいところを褒めて引き延ばしていくことがとても大事なことだと思っています。

セミナー中短い間だけれども、最初は委縮してうまく弾けなかった受講生を、周りの仲間がなんとなくその子を盛り上げていくうちに、その子が自信を持って弾けるようになって、

そしていい雰囲気のいい演奏になったりすると、みんな嬉しいですね。

 

 

■MMCJを創(はじ)められたきっかけはどんなものだったのでしょうか?

 

日本の音楽シーンをもっともっといい意味での国際化、あるいは豊かなものにしていくためには、日本の土壌が国際化されていくべきだと思っています。そのためにはまず世界中の優秀な若い音楽家たちに、日本に来るチャンスを作り、そこで日本も海外の人もなんらかのいい音楽的な体験をする、一緒に勉強する、一緒に音楽を作る。そういったクリエイティブな作業を一緒にしてみるということ、それを日本でやるっていうことがとっても意味のあることだと思いました。そこで日本を経験した人たちが、世界中に散っていろんな活動をしていく中で、日本との得も言われぬコネクションやネットワークが形成されていくだろうと・・・。このようなことをずっと考えていました。

 

僕が30歳ぐらいの時、アメリカのタングルウッドのミュージックセンターで当時まだ20歳か21歳だったアラン・ギルバートさんと出会い、2ヶ月間一緒に過ごし、こんな話をずっとしていたんです。アランも――アランはお母様が日本人ですけれども――彼は日本にとても興味があったし、次の世代を担う若い人たちが共通の音楽に対する思いとか、お互い勉強し合う・情報を共有し合う、世界の音楽のいろいろな情報をお互いに勉強し合い、共通の文化として、音楽を認識していって、将来の音楽の世界にそれを役立てていく、そういうことがとても大事なことだと、まずはそれをやってみようということで、実は20年前の1993年からこの活動は始めているんです。アランがまだ学生だった頃、学んでいたカーティス音楽院に、そして私は母校である桐朋学園に、2人で双方の学校に働きかけて学生の交流プログラムを、2年間やったんですよ。桐朋学園で朝から晩まで一緒に日本の生活を体験するっていうのはとても楽しかったんですよ。

 

その後10年近く空いてしまいましたが、2001年から最初は千葉の上総(かずさ)で、その時はカーティス音楽院とか桐朋学園とかじゃなく、本当にオープンに学校も地域も関係なく世界中の学生がみんなで勉強し合えるようなセミナーを開いたのが、このMMCJなんですよ。

 

みなトラ.jpgす、素晴らしい取り組みですね!

 

 

■ホールについて印象などありますか!?

 

実は私、横浜みなとみらいホールは開館前の建設段階から見せていただいているんですよ。

首都圏ではとても評判のいい屈指のホールで、大ホールの音響も雰囲気も素晴らしく、それから、室内楽のホール(小ホール)も雰囲気もサイズも本当に素晴らしいホールです。大小の両ホールがこんなにバランスよく揃っている施設というのも珍しいかもしれませんね。そして付け加えるならば、練習室の数も丁度いいです。それも含めてMMCJというセミナーをするにあたって全てが揃っているホールです。ロケーションについては駅のすぐ上で便利だし、周りには飲食店からショッピングセンター、ホテルまでなんでも完備されていて、本当に恵まれた環境のなかに立っていますね。

 

 

■最後に、横浜のみなさんへ一言お願いします!

 

横浜に住んで、横浜で暮らしているみなさんにとって、みなとみらいのコンサートホールで行われている音楽会や音楽活動といったものは、イコール横浜のみなさんのもっとも近くて親しみやすくて大切な活動になっているんだと思います。

MMCJのセミナーは2週間という短い期間ですけれども、朝から晩までここで生活をしています。ですから、こういう機会に横浜のみなさんとなるべく多くの接点を持ってみなさんと同じ仲間として感じていただければとても嬉しいです。

 

 

インタビューに答えてくださった大友さん、本当にありがとうございます!

MMCJのコンサートは大ホールでも小ホールでも開かれます。そしてロビー・コンサートや公開リハーサルも開催しますので、ぜひこの機会にMMCJを身近に感じてください。

 

詳しい公演情報はこちらからご覧ください。

 

ロビー・コンサート&公開リハーサルの情報はこちらからご覧ください。

 

※MMCJのみなさんが練習している練習室は一般のみなさんにもお貸出ししているんですよ!お気軽にご利用くださ~い。

〒220-0012 横浜市西区みなとみらい2-3-6

チケット・公演内容について

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