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横浜の演劇人たち待望の稽古場「急な坂スタジオ」が野毛山にオープンした。結婚式場だった「老松会館」を転用したこの施設は、東京国際芸術祭の企画運営で知られる日本最大のアートNPO「アートネットワーク・ジャパン」と、地元の若手劇団の登竜門である横浜西口の公設民営ホール「STスポット」という2つのNPOにより共同で運営される。一風変わった名前のこのスタジオは、他の稽古場とどう違うのだろうか。
このスタジオの特長としてまず挙げられるのは、長期利用が可能ということだ。現在、横浜市を含む首都圏では稽古場が慢性的に不足しており、アーティストたちは練習場所を転々としている。長期の利用はこの現状を改善するとともに、企画から公演準備までの全作業をこのスタジオで行うことを可能にする。つまり、ここは単なる稽古場ではなく、作品を生む“創造の場”になるのだ。事実、オープニング・パーティーでは“Nibroll(ニブロール)”のリハーサル特別公開が行われるなど、“創造の場”であることを感じさせた。
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