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美食同源~そう銘打ち、食文化とアートとの接点を探る企画展「食と現代美術展part2」がBankART1929にて開催された(2006.2.24~3.14)。好評だった一回展(2005.2.15~3.15)のコンセプトを受け継ぎ、食材を使ったアート作品の展示やアート要素を絡めた食事を提供する屋台の出店、また今年から周辺の飲食店とコラボレーションし、店舗内で作品展示を行うなど様々な試みの中で、食と美術との関係性が模索された。 |
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「美味しいものが好きな人は、たいてい美しいものも好きですよね。西洋の食、写真などの芸術分野など、新しい文化をいち早く取り入れた横浜で開催することに意味を持たせました」(BankART1929 山田さん)
街中を見渡しても、食とアートが結び付く場は少なくない。例えばアートカフェ。BankART1929(BankART Cafe 中区本町6-50-1/BankART Pub 海岸通3-9 tel.045-663-2812)にもカフェとパブが常設されているが、装飾的にアートが展示されている店舗も含めれば、アートとカフェが融合した店舗はそう珍しいものではないだろう。
昨年6月、緑園都市にオープンしたのは『王様のカフェ』(泉区緑園6-27-11 tel.045-812-8359)。自然食を提供するカフェにミニギャラリーを併設し、地元の方などに作品発表の場として提供している。「お客様に元気になってもらいたい、それがコンセプト。食もアートもそのための手段です。カフェという空間は自由で、様々な可能性がある」薬剤師の資格を持つ店長の菅原聖嗣さんは言う。既にブリザードフラワーなどの教室も開催。今後はライブなど新たなイベントを企画中だ。 |
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大倉山の住宅街にあるのはギャラリーカフェ『夢うさぎ』(港北区太尾町2047-46 tel.045-545-4862 )。
自宅の1階部分を改装した店内で、陶器作品の常設展や作家を呼んでの企画展を行っている。1人、店を切り盛りするのはこの地で長らく暮らしてきた、きくち千里さんだ。
「子どもが大きくなったのをきっかけに、大倉山に文化の香りを吹き込みたいと開店しました。この地で育つ子どもたちに、手づくりの良さを伝えたいと思っています」
提供するキッシュやケーキも近所の主婦の方の手づくり。作家だけではなく、関わる全ての人にとって、店が発表の場となっている。

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金沢文庫でカフェギャラリー&陶芸クラブ『ばおばぶ』(金沢区金沢町66 tel.045-701-7516)を営むのは、自身もアーティストで、陶芸を教えているほりこしのぶよさん。
「共鳴する人たちが集い、話ができるサロンのような場所を作りたいというのが学生の頃からの夢でした。日本ならそれはカフェなんだろうなぁ、と」
金沢ならではの土地柄も生かし、海の公園で月にまつわる催しを行ったり、地元の人で作りあげるイベント“金沢文庫芸術祭”にも参加し、地元のアートネットワークの拠点にもなっている。
「人と人をつなげ、発信する場でありたい。強い思いはありますが、同時に誰でも入ってこれる自由な雰囲気も作りたい。カフェはその入口です。カフェで美味しいものを食べながら、様子を伺ってもらえれば」



“アートの垣根”使い古された言葉ではあるが、そう感じる人が多いのも事実。「食」はその突破口となりえるか?街でみかけたら気軽に立ち寄って、作り手の思いがこもったメニューを味わうところから始めてみよう。そして「食」と同じように、アートにも、日々の暮らしの一要素として接してみてはいかがだろうか。 |
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