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横濱ハーバーライトファンタジー2005

市民で作るイルミネーションアート

寒空にきらめくイルミネーションアート。クリスマスやお正月といった年末年始のイベントをさらに華やかにしてくれる冬の風物詩だ。横浜では2002年より、みなとみらい・山下公園・赤レンガ倉庫・ポートサイド・八景島…など湾岸の各所で行われるイルミネーションやライトアップ、ツリーデコレーションなどをまとめて、ひとつのイベントとしてプロモーションする“横濱ハーバーライトファンタジー”が行われている。
「元々は観光客が少なくなる冬の季節に合わせた企画です。各事業者がそれぞれやっていることをまとめることで横浜の魅力を高め、多くの観光客に来て頂こうという目的で始まりました」(横濱ハーバーライト事務局広報・藤中さん)
 

2004横濱ハーバーライト・ファンタジー 山下公園 石の舞台付近にて
撮影:田村 悠
 事務局は集めた情報をホームページやリーフレットで告知するのが主な役割。イルミネーションの企画・設計は各事業者にまかされており、作品制作に市民が参加したり、有名アーティストがプロデュースする作品を展示したり、作り方や趣向は様々だ。過去の例では、赤レンガ倉庫で繰り広げられた、石井竜也さん(ミュージシャン)による映像と音のインスタレーション“GROUND ANGEL”が話題になった(2002~2004年、今年は新企画で参加)。

 市民参加型のイルミネーションに取り組んだ会場の一つが山下公園エリアだ。6,000個のキャンドルとサーチライト、そして音楽とでドラマチックな空間を作り上げた。プロデューサーの和久正一さん(ドクター・セブン)はこう振り返る。 「トリエンナーレ作戦会議をきっかけに集まった市民のアートへの気持ちを形にする絶好のチャンスでした。作品自体の満足度も高かったですが、市民が集まって作り上げた、その過程も良かったのです」

 キャンドルアートは制作に技術や経験が不要。キャンドルを地面に置きメッセージや絵を描く、ただそれだけなので様々な人が参加できる。昨年は、本牧ジャズ祭、金沢文庫芸術祭などのボランティアスタッフや、NPO団体、横浜市立大学、慶応大学の学生など作戦会議で集ったメンバーがアートスタッフとして作品作りに関わった。
「観光でやってきた市外の方にも注目されているイベントだから、横浜市民の作るアート作品として、恥ずかしいことはできないですね。今年はちょうどトリエンナーレ閉幕直後で、まだその香りが残っている時期だから、その意味合いも強いでしょう。今年は、大成功だった昨年以上のことをやりますよ」

オフィス全館点灯
   昨年同様、一般の観客もサンクスキャンドル(600円、ペア900円)を購買する形でアートに参加できる。イルミネーションは綺麗な景色を遠くから見るもの…そう思っている人は、ぜひ今年、制作現場に足を運んでみてはいかがだろうか。また違った感動が待っているに違いない。

横濱ハーバーライトファンタジー2005実行委員会事務局

Tel.045-640-6633



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