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開港期には外国人の居留地があり、海外からの文化がいち早く伝わった山手地区で、「横浜山手芸術祭」が開催されている。これまでも「ユースギャラリー期間」を設け山手西洋館に児童・生徒の絵画などを展示してきたが、今年はそれに加え音楽や演劇といったアート全般に関する企画を実施する。会場も山手西洋館7館のほか、山手ゲーテ座(岩崎ミュージアム)、大佛次郎記念館など山手地区を代表する施設が使用される。
主催は「横浜山手芸術祭連絡会」であり、ジャンルの違う3つの団体によって構成されている。芸術祭に寄せてそれぞれメッセージを頂いた。

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山手西洋館ボランティアネットワーク
「私達は市民の貴重な財産である山手の公開西洋館の活用を市民の視点で推進するボランティアグループの連合体です。ユースギャラリー展をはじめとした各種のイベントの企画・実行及び西洋館の庭造りなどの多様な日常活動を展開しています。この芸術祭では山手の学校に学ぶ児童生徒の作品を西洋館に展示することで、地域と学校及び同児童生徒との交流・相互理解を図り、西洋館に親しんで頂きたいと思っています。」
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NPO法人SEED OF ARTS(シードオブアーツ)理事長 齊藤実雪氏
「『芸術の種』を横浜市の子ども達の心に蒔こう!という思いのもとにアーティスト、教育関係者、PTAなどに働きかけて誕生した団体です。公立学校へのアウトリーチ(芸術の出前)活動を主にしていますが、ホールコンサートも企画しています。今回は西洋館での有料・無料のコンサートに加え、小学校へのアウトリーチ活動も行います。散歩がてら、お気軽にお越しください。」
NPO法人横浜市民アクト理事長 福島伸枝氏
「横浜市民の生涯学習の支援や、地域に根ざした社会教育の展開を目指して様々な事業を展開しています。現代は言葉に力がなくなり、表現力の乏しくなった若い世代の増加が目立ちます。そんな時代に力のある言葉で創られた演劇を提供し、明日への生きる力を探りたいと思っています。その一担として今回の芸術祭ではベーリック・ホールを会場に朗読とリュートによるシェイクスピア入門講座を開催します。」
この芸術祭は、山手地区の「地域活性化」と「地域文化振興」を目指している。具体的には、(1)子どもたちが文化芸術に触れる機会を提供する(2)山手地区の地域資源を活用する(3)幅広いジャンルの催物を行うという3つの課題に集約されるだろう。
アートが地域に対して担う新たな側面である。

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