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 >>シンポジウム・プログラム

第1日 2007年2月2日(金) 14:00-18:00 横浜美術館 レクチャーホール

子どもたちが、アートの力を吸収し、生きる力を養うには?
地域にクリエイティブな活力を取り戻すには?
英国・シンガポールの実践的な取り組みを紹介しながら、そのヒントを考えます。
>>>>>>第1部>>>>>>
14:00-14:15
イントロダクション
なぜ、学校・地域でアートの役割がクローズアップされているのか。
文化政策やクリエイティブシティの潮流を紹介しながら、
シンポジウムのねらいや成果を展望します。

吉本光宏 [ニッセイ基礎研究所 芸術文化プロジェクト室長]
14:15-15:00
基調講演
地域にアートの活力を --英国アーツカウンシルのチャレンジ--
Alison Clark-Jenkins
[Director Arts & Development Arts Council England, North East]
創造都市論の誕生の地、英国。クリエイティブな発想を産業や経済にも積極的に取り入れるこの国では、アートを教育現場や社会問題の解決に活用する試みがいち早く始まっています。その中心的な役割を果たしているのがアーツカウンシル。英国文化政策の中核を担うこの組織が、どのようなミッションに基づいてそうした事業に取り組んでいるのか。イングランドの9ヶ所の地域事務所のひとつ、ノースイーストからエデュケーションプログラムの責任者をお招きして、そのポリシーと戦略を語ってもらいます。
15:00-16:00
海外事例
プレゼンテーション

Part.1
【英国クリエイティブ・パートナーシップの目指すもの】
Steve Moffitt [Director, Creative Partnerships, London East and South]

Part.2
【芸術団体と教育を結びつけるシンガポールNACの戦略】
CHUA Ai Liang [Director of Audience Development, National Arts Council](予定)

2002年4月に英国文化・メディア・スポーツ省と教育技能省が80億円の予算で創設したクリエイティブ・パートナーシップ。その後200億円が追加出資され、現在では36ヶ所の地域オフィスが、学校やアーティスト、芸術機関と連携して、創造的な教育活動を展開しています。今までに1100校、55万人の子どもたちが参加し、3万2千人の教員やアーティストが訓練を受けています。
一方シンガポールでは、ナショナルアーツカウンシル(NAC)が、芸術団体やアーティストが開発したプログラムを教育機関に紹介し、その実施を仲介しています。専門的な委員会によるプログラム評価、申請した学校への助成金交付、オンライン申し込みなど、NACが中間支援組織として関係機関に情報と資金提供を行うことで、多様なプログラムが実現しています。

>>>>>>第2部>>>>>>

16:15-18:00
パネルディスカッション

TheatreWorks*
シンガポールを代表する劇団(1985年設立、芸術監督オン・ケン・セン)。同国で初めて演劇を活用した教育プログラムを実施。エデュケーターの養成も行い、教育活動に取り組む演劇関係者の多くがここで学んだと言われている。現在は、近隣のアジア諸国でも子どもたちを対象にワークショップを実施するなど、活動の場は国際的に広がっている。

アートのクリエイティブな力が教育や地域をよみがえらせる
--実践に向けた課題と方策--
<パネリスト>
中村 透 [南城市文化センターシュガーホール芸術アドヴァイザー・ 琉球大学教育学部教授]
坂田 映子 [横浜市立上中里小学校校長] 
Alison Clark-Jenkins
Tay Tong [Managing Director, TheatreWorks*] 他
<モデレーター>
吉本光宏

日本の教育現場でも、アートによる創造体験の重要性が注目されつつあります。学力向上が叫ばれる教育改革の中にあって、なぜ子どもたちの教育にアートが必要なのか。教育の専門家、創造都市交流の参加者代表、そして、英国とシンガポールのゲストを交え、アートによって子どもたちにクリエイティブな発想や活力や取り戻すための課題や方策をディスカッションします。

18:30−20:30
レセプション・交流会

会場:横浜美術館円形フォーラム
交流会参加費:1,000円 *交流会参加費は当日会場にてお支払いください。
 

第2日 2007年2月3日(土) 10:00−12:00  BankART 1929/ZAIM

日本の現状や課題を踏まえた具体的な方策はどうあるべきか。どのようにして関係者のネットワークを広げ、実践に向けたパートナーシップを構築していくのか。二日目は、二つのラウンドテーブルを設け、各国のゲストスピーカーと視察参加者に、より詳しい話をうかがいながら、参加者の皆さんとともに、次のステップに向けたアクションプログラム、具体的な実践方策のアイディアを探ります。
10:00−12:00
ラウンドテーブル氈F
<英国セッション>
BankART 1929(予定)
<ゲストスピーカー>
Steve Moffit
<コーディネーター>
ゴウヤスノリ [ワークショップ・プランナー]
宮浦宜子 [NPO法人芸術家と子どもたち]
10:00−12:00
ラウンドテーブル:
<シンガポールセッション>
ZAIM
<ゲストスピーカー> Tay Tong
<コーディネーター>
宮城 潤 [NPO法人前島アートセンター]
山崎 優 [横浜美術館 学芸教育グループ 主任指導員(子どものアトリエ担当)]
 
 >>申込方法
 
■参加費:無料(交流会のみ会費 1,000円。当日会場にてお支払いください。)
メールまたはFAXにて1)氏名2)連絡先3)所属4)分科会参加の場合は希望のセッション5)交流会参加の有無を記入の上、お申込み下さい。
コチラより専用申し込みフォームをダウンロードできます。
□宛先: 創造都市交流2006係
  E-MAIL creativecity2006@yaf.or.jp
  FAX 045-682-2045
  URL http://www.yaf.or.jp/creativecity/
 
 >>お問い合わせ

財団法人横浜市芸術文化振興財団
開発事業グループ 創造都市交流担当
TEL: 045-682-2015

 
 >>会場MAP
 
● 横浜美術館 ● BankART 1929  ● ZAIM
→画像をクリックすると拡大図がご覧になれます →画像をクリックすると拡大図がご覧になれます
 
横浜美術館
横浜市西区 みなとみらい三丁目4番1号
TEL : 045-221-0300
 
BankART 1929
横浜市中区本町6-50-1
TEL : 045-663-2812
 
ZAIM
横浜市中区日本大通34
TEL : 045-222-7030
 
本事業は、アートを活用した新しい教育活動の構築事業「神奈川県+神奈川県教育委員会+ NPO法人STスポット横浜-アートと学校教育の連携を考えるシンポジウム」と連携して実施されます。

シンポジウム「アートと学校教育の連携を考える」
2007年2月3日[土] 13:30-
会場: BankART 1929 Yokohama 3F(1929スペース)
詳細: http://www16.ocn.ne.jp/~st-art/
NPO法人STスポット横浜アート教育事業部
TEL: 045-313-0157
主催: 神奈川県・神奈川県教育委員会・NPO法人STスポット横浜
共催: 横浜市市民活力推進局・財団法人横浜市芸術文化振興財団
 
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